monoAI、ロボット関連アプリ制作を2億円で買収 ドローンとXRの融合も 

【神戸経済ニュース】イベント用仮想空間「メタバース」の開発・運営を手掛けるmonoAI technology(モノアイテクノロジー、5240)は26日、スマートフォン向けにロボットやドローン関連のアプリを開発するロボアプリケーションズ(東京都台東区)の全株式を2億円で買収したと発表した。ロボアプリ社の全株式を保有していたゲーム開発のジークゲームス(東京都台東区)と26日付で売買契約を結び、29日に株式を受け渡しする。

 人工知能(AI)およびロボット関連を中心に、サーバーやAPI(データ連携)などに強みを持つロボアプリ社の買収で、同社が得意とする大手との直接取引の道筋を獲得する。さらに技術力の高い人材の獲得で、ドローン技術などと、monoAIの主力事業である仮想空間や仮想・拡張現実(XR)の技術との融合なども想定しているという。ロボアプリ社は23年8月28日に設立したばかりで、同社としての業績は開示していない。

 取得価格の2億円とは別に、ロボアプリ社の24年12月期と25年12月期の2期の業績の達成度合いに応じて、mono AIはジークゲームスに対して1年ごとに5000万円を追加で支払う「アーンアウト対価」を、株式の売買契約の取り入れたという。monoAIは「買収に伴う当社のリスクを軽減する」と説明した。9月28日以降のロボアプリ社の収益を、monoAIの連結業績に反映するという。23年12月期の連結業績への影響は「現在精査中」としている。

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