兵庫県が東山・ミナイチ区域を「まちなか再生事業」に認定 県内初
- 2018/12/13
- 21:51
兵庫県は、神戸市兵庫区の東山・ミナイチ区域(図=兵庫県の発表資料より)で実施する商業・住宅の複合ビル再開発を「まちなか再生事業」に認定したと発表した。兵庫県が「まちなか再生事業」を認定するのは初めてだ。昨年10月に同区域を「まちなか再生区域」に指定。これを受けて住民らが今年7月に「まちなか再生計画」を決定。さらに今回12月6日付で、まちなか再生事業の認定したことで住民らは県の「小規模再開発支援事業」「店舗再編促進事業」などを利用できるようになる。
再開発を計画したのは、昨年10月のまちなか再生区域への指定を受けて設立した「東山・ミナイチ区域まちなか再生協議会」。東山商店街振興組合、湊川協同組合、東山町1丁目自治会で構成する。同区域は湊川公園(神戸市兵庫区)の北側に集まる3つの市場と2つの商店街の中にある。耐震性が不足していた商店と住宅による複合ビルの再開発で、和田興産を事業協力者に選んでいた。
小規模再開発支援事業では、再開発によって共同住宅を建設する際に国・県・市が費用の3分の2を負担する。店舗再編促進事業では空き店舗の増えた商店街の活性化を目的に、県と市が店舗の移転費用を補助する制度。県の認定を受けたことで再生協議会では今後、具体的なビルの設計などに向けて調整に入るとみられる。
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