中小機構、「神戸医療機器開発センター」入居者を公募 実験室に利用可

20180614メデックトレーニング用オペ室

 中小企業基盤整備機構(東京都港区)の近畿本部は22日から、同機構が運営するインキュベーション(ふ化)施設「神戸医療機器開発センター」(MEDDEC=メデック、神戸市中央区港島南町7)の入居者を公募する。今回新たに公募するのは80.5平方メートルの2室と、31.5平方メートル1室の合計3室だ。賃料はそれぞれ税込みで38万2536円、14万9688円。いずれも実験室としても使える「ウェットラボ仕様」になっている。申し込み期間は7月3日までで、期間中に申し込みがなかった場合は順次入居を受け付ける。

 メデックは鉄骨造の地上3階建てで、延べ床面積が約3600平方メートル。ウエットラボ仕様の全25室に加え、レンタルのトレーニング用オペ室(手術室、写真=中小機構の発表資料より)と実験用の磁気共鳴画像装置(MRI)検査室や、研修室などを備える。中小機構の「インキュベーションマネージャー」が常駐し、研究開発や経営のアドバイス、販路開拓の支援などを担当。すでに空室である80.5平方メートル4室、31.5平方メートル1室の入居者も随時募集している。

 契約期間は最長5年、敷金は賃料3カ月分。新産業立地促進賃料補助制度が適用された場合、阪神・淡路大震災復興基金より1平方メートル当たり1500円の助成(年200万円まで、最長3年間)を受けられる。80.5平方メートルの部屋だと月々の賃料は実質26万1786円になる。入居希望者は、所定の申込書や必要書類を中小機構近畿本部の神戸医療機器開発センターIM室に持参又は郵送する。

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