川重・神戸鋼・シスメックス、学校行事の万博訪問に入場料負担 兵庫県に協賛

20240412万博子供会見

【神戸経済ニュース】川崎重工業(7012)神戸製鋼所(5406)シスメックス(6869)は11日、兵庫県内の小中高生が学校行事として2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)を訪問する際に、入場料を負担する兵庫県の企画「公民連携による万博子ども招待プロジェクト」に協賛すると発表した。3社とも博覧会への出展やパビリオンへの協賛を予定していることもあり、各社の地元である兵庫県内の子供がより多く博覧会を訪れられるようにするのがねらい。

 兵庫県の斎藤元彦知事と、川重の鳥居敬執行役員、神戸鋼の中森慶太郎執行役員、シスメックスの飯塚健介上席執行役員が兵庫県庁で記者会見して発表した(写真)。私立または公立の学校に通う兵庫県内の小学生は約28万人、中学生は約15万人、高校生は約13万人。最大で合計56万人の入場料を負担すると、費用は約7億2000万円になる。6月ごろから県内の小中高校に意向を聞き取り、学校行事に博覧会訪問を取り入れた学校数に応じて、各社と兵庫県の負担額を決める。

 斎藤知事は「いまここでしかできない体験の学びの場として、万博の会場に子供たちを無料で招待させていただいて、地域社会の未来像として将来のことを自分のこととして考えるきっかけ作りにしていきたい」という。「より多くの子供たちが万博に行っていただけるように、学校行事として、校外学習などの機会で万博会場に訪問する学校にチケットをお配りしたい」と趣旨を説明した。

 川重の鳥居執行役員は、同社が協賛する博覧会中の「フューチャーライフ万博・未来の都市」について「2050年ぐらいに実現するであろう未来のモビリティ(乗り物)を披露していきたい」と語り、その際に社会の中心である、現在の子供たちの来場を期待した。神戸鋼もフューチャーライフ万博・未来の都市に協賛し、現在展示を検討中という。同社の中森執行役員は「未来を生きる子供たちに、社会支える物作りの面白さを伝え、未来を支えてくれるきっかけになるような展示を目指す」と意気込んだ。

 シスメックスは、石黒浩・阪大教授がプロデューサーを務める博覧会の中核的な事業「シグネチャーパビリオン(いのちの未来)」に協賛する。飯塚上席執行役員は「50年後の『いのち』は、どこまで進化して、私たちの暮らしや社会にどんな幸せをもたらしてくれるのか。どんな自由と生きる喜びが待ってるのか。会場ではそれをリアル(実物)、バーチャル(仮想的)で体験していただいて、世界中の人々に『未来の命』を考えていただきたい」と話していた。

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