AREHDが反落 純利益「進捗率」が低く今期下振れに警戒感
- 2024/02/01
- 19:50
終値 1971円 -86円(-4.18%)
【神戸経済ニュース】1日の東京株式市場ではAREホールディングス(5857)が反落。一時は前日比105円安の1952円まで下落した。前日大引け後に2023年4〜12月期の連結決算を発表。純利益は前年同期比30%減の70億円と大幅減益になった。24年3月期の通期予想である132億円に対する「進捗率」は54%と4分の3を大きく下回ることから、今期の収益下振れ懸念が広がった。
国際商品相場の下落を受けて、利益率が大きく、利益を左右しやすいパラジウム、ロジウムの販売価格が下落したのが減益の主因だ。前期にフジ医療器の株式売却損など33億円を計上した営業外の「その他費用」はなくなったが、補えなかった。新型コロナウイルスの法的な位置付けが季節性インフルエンザと同じになって以来、医療系廃棄物の処理単価が下落したのも響いたという。
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