大栄環境、東京の廃棄物運搬・解体会社を買収 既存子会社と相乗効果も

【神戸経済ニュース】廃棄物処理大手の大栄環境(9336)は24日、産業廃棄物の収集・運搬や建物の解体を手がける栄和リサイクル(東京都新宿区)を4月1日付で買収すると発表した。同社の金城虎一社長から全株式を買い取る契約を24日に結んだ。株式の取得価格は明らかにしていない。栄和リサイクルの2023年9月機の売上高は33億円、税引き利益は2億8600万円だった。

 大栄環境の連結子会社になる。栄和リサイクルの取得で、関東地方での廃棄物の収集・運搬能力を増強する。さらに首都圏に中間処理施設を持つ既存子会社の共同土木(埼玉県上尾市)と一体的に運営することで、業務効率の改善や、シェア拡大などが見込めるなど相乗効果も期待しているという。

 4月1日付での連結子会社になるため、24年3月期の連結業績への影響はないとしている。

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