アジュバンの4〜12月期、最終赤字1600万円 増収も営業費用が増加

20240120アジュバン

【神戸経済ニュース】ヘアケア・スキンケア製品などを企画販売するアジュバンホールディングス(4929)が19日に発表した2023年4〜12月期(20日締め)の連結決算は、最終損益が1600万円の赤字(前年同期は3億3400万円の黒字)だった。ヘアケア製品が伸びて小幅ながら増収を確保したが、営業費用が膨らんで営業減益になった。前年同期に計上した投資有価証券売却益2億6300万円がなくなったほか、営業外費用に保険解約損2000万円を計上したのも響いた。

 売上高は1%増の35億円、営業利益は61%減の9400万円だった。スキンケア製品は7%減の12億円、ヘアケア製品は2%増の22億円だった。ヘアケアは頭皮用美容液「KASUIプレミアムエッセンス」を発売したのに加え、昨年リニューアルした「リ・ベーシックライン」の増量キャンペーンが好調だった。だが棚卸資産の評価減と、広告宣伝費や通信費、旅費交通費、減価償却費などの増加を補えなかった。

 2024年3月期の連結業績予想は据え置き。最終損益が6200万円の赤字(前期は4億300万円の黒字)を見込む。売上高は前期比3%増の45億円になる見通しで、23年12月までの進捗率は約78%になった。

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