住友ゴム、神戸本社地区で電力すべて再生可能エネに CO2を9割削減

20200715住友ゴム本社

【神戸経済ニュース】住友ゴム工業(5110)は18日、神戸本社地区で使用する電力すべてを再生可能エネルギー由来に切り替えたと発表した。神戸本社地区は神戸本社のオフィスビル(写真=資料)と、研究開発施設「タイヤテクニカルセンター」を中心に構成。これらで購入、利用する電力の全部を再生可能エネルギー由来とした。神戸本社地区で排出する二酸化炭素(CO2)は、22年に比べ約90%削減できる見込みになった。

 神戸本社のオフィスビルでは2023年10月に、タイヤテクニカルセンターを中心とした研究開発施設は今年1月に、それぞれ再生可能エネルギー由来の電力に転換した。現時点では、冷暖房や社員食堂での調理でガスを利用するため排出するCO2は残るが、電力によって排出するCO2は削減できた形だ。

 住友ゴムは中国の2工場、タイ工場などでも電力の再生可能エネルギー化を進めてCO2の排出量を削減した。同社は30年のCO2排出量を17年比55%減、50年に実質ゼロ(カーボンニュートラル)をめざす目標を掲げている。

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