久元神戸市長「貢献する都市であり続ける」「テクノロジーも活用」1.17のつどい

20240117竹灯篭

【神戸経済ニュース】阪神淡路大震災から29年が経過した17日早朝に、東遊園地(神戸市中央区)で開いた追悼行事「1.17のつどい」で神戸市の久元喜造市長は追悼の言葉として、国内外からの多くの支援が復興につながったことをふまえ「感謝の気持ちを忘れることなく、防災、減災、健康、安全などの分野で他の都市や地域に貢献する都市であり続ける」と改めて決意を述べた。さらに「進化し続けるテクノロジーも有効に活用し、災害に強い、強じんな都市作りを進める」と強調した。

 震災から29年の時間が経過したことについては「震災を経験していない市民が増えていく中、震災から得られた経験や教訓を風化させることなく、次の世代に継承していくことが求められている」と強調。「被災地の支援を行いながら震災の記憶を伝えていく」とした。一方で能登半島地震の被災者支援については「神戸市として阪神淡路大震災の経験やノウハウを生かし、全力で支援活動を展開していく」と語った。

 追悼の言葉を述べたあと、久元市長は遺族代表である鈴木佑一さん、神戸市議会の坊恭寿議長らとともに「1.17希望の灯(あか)り」に献花。隣接した慰霊と復興のモニュメントの地下にあり、震災で亡くなった人の名前を刻んだ銘板を掲示している「瞑想(めいそう)空間」も訪れて、犠牲者を追悼した。

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