4月の兵庫県一致指数、2カ月ぶり上昇 基調判断「横ばい」は据え置き

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【神戸経済ニュース】兵庫県が31日に発表した4月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比4.1ポイント上昇の88.8だった。2カ月ぶりに上昇した。根強い海外需要を下支えに、生産が活発だったとみられる。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、「横ばい局面(下方への局面変化)」との見方を2カ月連続で示した。

 一致指数の上昇は、着工建築物床面積と輸出通関実績の増加、鉱工業生産指数の上昇などが寄与した。労働党入賞指数の低下や、大口電力消費量の減少を補った。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比7.0ポイント上昇の93.8と、4カ月ぶりに上昇した。新車新規登録台数の増加が大きく寄与したほか、企業倒産件数の減少や、鉱工業製品在庫率指数の低下も、先行指数を押し上げた。日経商品指数(42種)の下落や着工新設住宅戸数の減少を補った。

  指数の基礎資料の改定などで過去に遡って指数を算出し直すことがあり、前月までの計数がこれまでに発表された速報値とは異なる場合がある。


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