1月の兵庫県一致指数、3カ月ぶり上昇 基調判断「改善」を据え置き

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【神戸経済ニュース】兵庫県が31日に発表した1月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.4ポイント増の92.7だった。3カ月ぶりに上昇した。新型コロナウイルスによる行動制限がなくなり、生産が活発で企業収益も改善する流れを反映した。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を据え置き、「改善を示している」との見方を8カ月連続で示した。

 一致指数の上昇は、着工建築物床面積の増加に加え、鉱工業生産指数や企業収益率の改善が寄与した。労働投入量の減少や、有効求人倍率の低下などを補った。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比1.4ポイント上昇の98.6と、4カ月連続で上昇した。消費者物価指数の上昇や、「法人事業税、特別法人事業税・地方法人特別税調定額」の増加などが寄与。家計消費支出(神戸市)や常用雇用指数の低下などを補った。

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