ドーンの6〜8月期、最終赤字1500万円 受託開発の計上が減少

20171011ドーン決算グラフ

 地理情報を活用したシステム開発のドーンが11日に発表した2017年6〜8月期の単独決算は、最終損益が1500万円の赤字になった。この期中に納期を迎えるシステムを受託開発する案件が少なかったことから、売上高の計上が減少した影響が出た。

 売上高は前年同期比15%減の1億2700万円、営業損益は1500万円の赤字だった。「NET119緊急通報システム」など防災関連クラウドサービスの利用料収入は増加したが、システムの受託開発に伴う売上高計上の減少を補えなかった。

 18年5月期の単独業績予想は据え置いた。純利益は前期比17%増の1億400万円を見込む。ドーンは顧客の会計期末が集中する3月に売り上げ計上するケースが多い。

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