フェリシモの3〜8月期、2年ぶり最終黒字を確保 販管費を抑制

20171006フェリシモ決算グラフ

 通販のフェリシモが6日に発表した2017年3〜8月期の連結決算は、最終損益が4億9400万円の黒字(前年同期は2億9600万円の赤字)と3〜8月期としては2年ぶりに最終黒字を確保した。宣伝広告費の支出を下期に持ち越すなど、販管費の抑制が寄与した。営業損益も4億6100万円の黒字(前年同期は8700万円の赤字)だった。

 売上高は8%減の143億円だった。申し込んだ商品の色柄違いが毎月1回届く「定期便」(コレクション)事業の延べ顧客数が前年同期を下回ったのが響いた。ダイレクトメールなどによって過去に同社の通販を利用した顧客の掘り起こしを進めているが、まとまった数の継続顧客は獲得できなかった。

 同社は宣伝広告費の支出が遅れることを主因として2日、17年3〜8月期の業績予想を上方修正していた。18年2月期の連結業績予想は据え置いた。最終損益は6億6100万円の黒字(前期は75億円の赤字)と、2期ぶりの最終黒字を見込む。

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