和田興産の3〜8月期、税引き利益11%減 前年同期に大規模分譲の反動

20171008和田興産決算グラフ

 和田興産が6日に発表した2017年3〜8月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比11%減の12億円だった。従来予想(12億円)並みの結果になった。前年同期に大規模分譲マンションの販売があった反動が出た。マンションの引き渡し個数は約30%減少し、減収になったのが響いた。

 売上高は2%減の205億円、営業利益は8%減の23億円になった。従来予想は210億円、23億円だった。マンション引き渡し戸数は384戸、分譲マンション販売事業の利益は29%減の17億円。戸建て住宅販売の損益は700万円の赤字(前年同期は2500万円の黒字)、その他不動産販売の損益は5億1100万円の赤字(同200万円の赤字)、不動産賃貸の利益は2%増の4億9400万円の黒字だった。

 18年2月期の単独業績予想は据え置いた。税引き利益は前期比2%増の14億円を見込む。期末28円の配当予定も維持した。

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