1月の兵庫県一致指数、2カ月連続で悪化 基調判断「横ばい局面」据え置き

 兵庫県が30日に発表した1月の景気動向指数(兵庫CI、2010年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.9ポイント低下の113.3と、2カ月連続で悪化した。実質百貨店販売額や鉱工業生産指数などの悪化が響いた。一致指数の動きだけから判断する景気の基調判断は前月の見方を据え置き、2カ月連続で「横ばい局面(下方への局面変化)を示している」との見方を示した。 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比12.6ポイ...

三宮再開発、バスターミナル整備で再開発会社の設立へ 基本計画を決定

 神戸市は30日、中央区雲井通で予定しているバスターミナル建設について同地域の再開発会社の設立に向け地権者らと調整を始めていることを明らかにした。同市は30日付でバスターミナル整備の基本計画を決定したと発表。今後は2025年に第1期の完成をめざして引き続き地元との調整に加え、具体的なバスターミナルを含む複合ビルの設計に入ることになる。 決定した基本計画に昨年11月28日に公表した原案から大きな変更はなかったが...

神戸港、17年のコンテナ取扱個数は292万4179個 確定値

 神戸市は30日、2017年の神戸港でのコンテナ取扱個数は前の年に比べ4.4%増の292万4179個だったと発表した。1月24日に速報値の約291万6588個から上方修正した。確定値でも阪神淡路大震災の前年である1994年の291万5853個を上回り、過去最高になった。 コンテナ以外も含む重量ベースの総取扱貨物量は1.6%増の9986万トンだった。このうち輸出入など海外とのやりとりが1.9%増の5272万トン(輸出2407万トン、輸入2865万トン)だっ...

川重の今期、純利益一転の12%減に下方修正 米鉄道で採算悪化、のぞみ台車も

 川崎重工業は30日、2018年3月期の連結純利益が前期比12%減の230億円になりそうだと発表した。従来予想である335億円から一転の減益見通しに下方修正した。米国で受注した通勤電車で採算が大幅に悪化したことなど、車両部門で損失を計上するのが主因という。為替差損を約30億円計上することも響く。 売上高は4%増の1兆5750億円、営業利益は15%増の530億円を見込む。従来予想は1兆5900億円、620億円だった。米ニューヨーク...

スタジオアタオ、IANNEブランド東阪2店舗を移転 百貨店に出店

 スタジオアタオは30日、東京都と大阪市にある「IANNE(イアンヌ)」ブランドの2店舗を移転し、いずれも新たに百貨店に出店すると発表した。東京都中央区の商業施設マロニエゲートにある店舗は、同新宿区の小田急百貨店新宿店に移動して「IANNE新宿店」とする。加えて大阪市北区のホテルに併設した商業施設ヒルトンプラザにある店舗は、大丸梅田店に移り「ATAO大丸梅田店」になる。 IANNE新宿店は4月4日、ATAO大丸梅田店は4...

神戸製鋼、総額1500億円の協調融資枠を設定 主幹事に大手3行

 神戸製鋼所は30日、総額1500億円の協調融資枠(シンジケーション方式のコミットメントライン)を設定したと発表した。2023年3月末までの間、銀行団は神戸製鋼の要請に応じて最大1500億円までの運転資金や事業資金の融資に応じる契約だ。 今後の事業展開によって発生する資金需要に対して、機動的に資金調達できる体制を整えるのがねらい。財務基盤を一段と安定させるのも狙いとしている。主幹事は、みずほ銀行(事務)、三菱東...

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