JR垂水駅前の再開発、32階建ての複合ビルが本格着工 26年3月完成へ
- 2023/10/10
- 06:12
敷地は北側に垂水センター街商店街、東側に銀座通り商店街、西側に一番通り商店がが面している。人通りが多く、にぎわいのある街並みである一方で、周辺に開けた場所がなく、木造老朽家屋が市場を中心に密集していたため、防災面には課題があった。南西側に広場を開設したり、壁面後退を実施したりと、再開発事業を通じて安全性を高めると同時に、広い歩道の確保などで地域の魅力向上などにつなげる。
住宅は分譲でない部分も含めて315戸、商業店舗は23区画を予定する。設計施工・監理は竹中工務店が担当。免震構造を採用し、受変電設備や非常用発電機室、受水槽は2階以上に配置する。防災備蓄倉庫は10フロアごとに設置して、安心・安全に暮らせるようにする。敷地南側の貫通通路や、敷地北東・南西角に配置した滞留広場により、隣接する商店街への回遊性向上などにも寄与する見通しだ。
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