三宮再開発、17年度予算で54億円投入 4月から連節バス運行へ
- 2017/02/16
- 23:22
神戸市が16日に発表した2017年度予算案では、三宮と旧港湾(ウォーターフロント)地区の再開発に54億4800万円を投入する。17年度は、中央区雲井通に建設するバスターミナルの基本計画策定、加納町3丁目交差点を含む道路の再設計などを予定する。バスターミナル建設で移転を迫られる中央区役所や勤労会館の移転先を年内に決定。神戸市役所2号館、3号館のあり方についても検討を本格化する。
三宮を中心とした市街地の回遊性向上をねらい、連節バス(写真=神戸市の発表資料より)を運行する社会実験も始める予定だ。連節バスは4〜10月と2〜3月の土日に運行。三宮〜メリケンパーク、三宮〜神戸空港の2路線を設定する計画だ。桜並木やコーヒー専門店などの工事が4月に完了する予定のメリケンパークでは、海洋博物館のリニューアルも検討を始める。
16年度の当初予算では三宮再開発に23億2500万円、旧港湾地区の魅力向上に71億3500万円を計上していた。第3突堤基部の神戸ポートオアシス建設やメリケンパークの工事に対する予算措置が一巡することから、予算額としては減少したようだ。
三宮再開発と旧港湾地区の再開発で、神戸市が今年度予算に盛り込んだ主な施策は以下の通り。
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