神戸電鉄の前期、純利益51%増に上方修正 運輸・流通の客数回復が想定上回る

20240427神戸電鉄

【神戸経済ニュース】神戸電鉄(9046)は26日、2024年3月機の連結純利益が前の期比51%増の10億円になったようだと発表した。従来予想の6億7400万円から上方修正した。新型コロナウイルスの影響を受けた鉄道事業を中心とした運輸業や、食品スーパーなど流通業で、乗客数や来店客数の回復が想定を上回った。各部門でのコスト削減が進んだのも寄与した。

 売上高に当たる営業収益は5%増の223億円、営業利益は51%増の17億円になった。従来予想は221億円、15億円だった。鉄道では、定期の乗客数は想定の範囲内だったもよう。一方で、新型コロナの影響が後退してイベントなどを開催しやすくなったことなどが、定期外の乗客数増に寄与した。

 神戸電鉄は5月13日に24年3月期決算と、25年3月期の業績予想を発表する予定だ。

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