スポーツか、スイーツか? 大丸神戸店で「洋菓子フェスタ in Kobe」始まる
- 2024/04/24
- 12:47
【神戸経済ニュース】神戸市中央区の百貨店「大丸神戸店」では24日、春の大型連休に合わせて開催する例年人気の行事「2024洋菓子フェスタ in Kobe」が始まった(1枚目の写真)。4月30日まで。神戸市を中心とした洋菓子の33ブランドが出店し、さまざまな形や味のスイーツを販売する。神戸がサッカー、ゴルフ、マラソンなどのスポーツの日本での発祥地で、ユニバー記念競技場(神戸市須磨区)では5月17日から東アジアで初の世界パラ陸上競技選手権大会を開催。これに合わせて「スポーツで人とつながる、街とつながる」をテーマに開催。スポーツをモチーフに若手職人が腕を競ったケーキやあめ細工の作品も展示する。
大丸神戸店への初登場は2023年10月にオープンしたドーナツのBRUN(ブラン、神戸市中央区)や、レモンケーキのレゾンデートル(姫路市)など。著名ブランドではアンリ・シャルパンティエが焼きたてのフィナンシェを1個税込み216円で販売。神戸の著名なパティシエ8人によるオリジンコウベは、洋菓子フェスタ限定の焼き菓子セット(3240円)を販売する。大丸神戸店の担当者は店舗販売について「昨年まで新型コロナウイルスの影響で、販売は持ち帰りに限られたが、今年は試食も可能。実演して作り、その場で食べられるスイーツを増やした」と話していた。
第18回デコレーションケーキコンテストの一般投票は28日午後5時まで会場で受け付ける。作品は期間を通じて展示。30日に表彰式を開催する。このほか25日にパティシエ4人による大型あめ細工の実技コンテスト「神戸洋菓子職人道」を開催。27日には多数の受賞歴を持つ国内トップクラスのパティシエ二人によるパフォーマンスを予定する。人気洋菓子店のパティシエによるケーキ講習会を26〜29日に開催するが、すでに満席になっている。
24日の開店前に開催した開会式(2枚目の写真)で、主催者を代表してあいさつした兵庫県洋菓子協会の佐野靖夫会長(レーブドゥシェフ社長)は、世界パラ陸上の開催をきっかけに「神戸がさらに笑顔と活気であふれるようにという願いを込めて、今年のテーマを決めた」と話した。同じく主催者としてあいさつした神戸ファッション協会の小田倶義会長(イズム社長)は「洋菓子の街神戸を体感していただくとともに、神戸兵庫が誇るパティシエの高度な技術と不断の努力から生み出される洋菓子の奥深さを味わっていただけたければ」と語った。会期中には約15万人の来場者を見込む。
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