にしむら珈琲店が出店、会期は初の2週間 「2023洋菓子フェスタ」始まる
- 2023/04/26
- 22:25
【神戸経済ニュース】神戸市中央区の百貨店「大丸神戸店」では26日、大型連休の時期に開催する例年人気の行事「2023洋菓子フェスタ in KOBE」が始まった。5月8日まで。新型コロナウイルスによる行動制限がなくなったことで、3年ぶりの本格的な開催。同フェスタとしては初めて会期を2週間と、従来の2倍の期間に拡張した。昨年は実施しなかった飲食コーナーも再開。26日〜5月1日には、百貨店への催事出店などがきわめて珍しい「にしむら珈琲店」(神戸市中央区)が出店する。
「神戸ジャズ100周年」の連携行事として開催。会場ではラジオ関西が所蔵するジャズのレコード展示のほか、5月7日午後にはジャズの生演奏も予定している。以前は国内各地から出店を求めたこともあったが、今回出店する洋菓子の店舗は、神戸市内や阪神間を中心に27店。26日の開店前に開催した開会式で、主催者としてあいさつした兵庫県洋菓子協会(神戸市灘区)の佐野靖夫会長は、ジャズとともに神戸で歩んだ洋菓子の歴史を踏まえて「原点回帰した」と説明していた。開会式では佐野会長ら関係者がテープカットして、行事の開催を祝った(2枚目の写真)。
にしむら珈琲店が提供するのはケーキ2つとコーヒー1杯のセット。味の好みに応じて「ビター」「マイルド」「フルーティー」の3種類を用意して、いずれも税込み1500円とした。神戸のスイーツを世界に広げる目的で人気の8店舗が組んだ「オリジンコウベ」は、8店舗のオリジナルクッキーがセットになった「ORIGINE KOBEクッキーアソート」(5600円)を提供。モロゾフ(2217)は「春いちごのプリンパフェ」(1個486円=1枚目の写真左)などを販売する。
スイーツの自販機(3枚目の写真)を持ち込んだのはZucca(ズッカ、神戸市東灘区)だ。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、非接触で冷凍スイーツを販売できる自販機を自社工房前に導入したところ、夕方以降の利用が多いことが分かった。今回の行事ではスコーンやプリンを販売するのに加えて、新ブランド「Midnight Cookie Club(ミッドナイトクッキークラブ)」(1500円)がデビューする。自販機での購入は現金のみ。期間中の工房前での販売は休止する。
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