ロック・フィールド、創業者の岩田名誉会長が取締役退任 「バトンタッチできた」

20240411岩田弘三氏

【神戸経済ニュース】総菜大手のロック・フィールド(2910)は11日、7月26日に開催する予定の定時株主総会で、同社の創業者である岩田弘三・取締役名誉会長(83、写真=資料)が取締役を退任する人事を発表した。退任は岩田氏本人の申し出という。取締役退任後は名誉会長になる。

 岩田氏は1965年に「レストランフック」を神戸・元町に開業したが、70年に欧米を視察した際に現地のデリカテッセンと出会い、日本での起業を決めた。デリカテッセンの「レストランフック」1号店を72年に出店したのが、現在の同社の業態につながっている。

 72年の会社設立から一貫して社長を務めた後、2014年にいったん会長に退いたが、事業環境の急速な変化などを受け16年に社長として再登板した経緯もあった。18年に再び社長を退任し、会長に就任。23年に代表権を外し、取締役名誉会長に就いていた。

 岩田氏は取締役の退任について神戸経済ニュースの取材に対し、「信頼できる体制が整って、よいタイミングだと思った」「次世代にバトンタッチできた」と回答した。

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