大栄環境が3日続伸、上場来高値 「INAC神戸」買収を好感の買い先行

20240122神戸株アイコンA

終値 2729円 +14円(+0.52%)

【神戸経済ニュース】27日の東京株式市場では廃棄物処理が主力の大栄環境(9336)が3日続伸。取引開始直後に前日比48円高の2763円まで上昇、上場来高値を更新する場面があった。前日大引け後に、サッカー女子WEリーグで今季首位を走る「INAC神戸レオネッサ」を買収すると発表。運営会社の全株式を3月1日付で引き受ける。知名度向上や人材獲得に有利になるといった見方から、これを好感した買いが先行した。

 ただ朝高後は伸び悩み、下げに転じる場面も目立った。同社と同じ神戸市東灘区を拠点に活動するスポーツチームの取得は、地元への浸透などの面で相乗効果が期待できる半面、日本を代表する女子サッカーチームの運営費用による業績への影響が想定しにくいという。運営会社の23年2月期業績は最終損益が1900万円の赤字(前の期はトントン)だっただけに、市場では「経営計画にどう位置付けるか聞きたい」といった声も出ていた。

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