(動画)神戸ポートタワー、10月半ばにカバー取り外しへ 最後の「特別演出」開催



【神戸経済ニュース】神戸市が進めている神戸ポートタワー(神戸市中央区)の改修工事では10月半ばから順次、タワーを覆っている足場とカバーを取り外すことが分かった。長寿命化をめざして2021年9月に始まったリニューアル工事は、開業61年目を迎えた2024年春の再オープンに向けて大詰めに入る。カバーに投影するプロジェクション・マッピングも17日で終了。最後の「特別演出」を15日から実施している。

 改修工事の完成後は、これまで上がることができなかった高さ約100メートルの屋上に屋根のない展望台から、全方向360度の周囲を見渡せる展望台を新設。低層部の4階にも神戸港を臨むテラスを開設する計画。展望施設としての集客力を高めて神戸港のシンボルとしての機能を強化する。エレベーターや展望階など展望施設はフェリシモ(3396)が運営。低層階では3・4階でクレ・ドゥ・レーブ(神戸市中央区)が飲食施設を、2階では熾り(いこり、神戸市中央区)が物販を展開するなど運営会社もすでに決まった。

 15、16日に実施した「特別演出」はプロジェクションマッピングの動画投影に加え、音楽に合わせて動くライトでメリケンパークの広場全体を照らす演出と、音楽に合わせてタワーと神戸海洋博物館のライトアップの色が変化する演出の2本建て。15分で1サイクルとした。特別演出を実施する前には、ポートタワーへのプロジェクションマッピングを自らデザインできる初の試み「神戸ポートタワーおえかきマッピング」も開催した。投影した動画には、白いカバーの中から神戸ポートタワーが現れる場面もあり、リニューアル完成への期待を映した(動画)。

 画像投影の最終日である17日は「総集編」だ。これまでに投影したプロジェクションマッピングの作品を一挙に見ることができる。約2年間続いた作品を楽しめる最後の機会になる。

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