神戸製鋼が4日続伸、約4年半ぶり1000円台 採算改善の期待続く

20191231神戸株ワッペン

終値 1016円 +11円(+1.09%)

【神戸経済ニュース】6日の東京株式市場では神戸製鋼所(5406)が4日続伸。一時は前日比31円高の1036円高まで上昇した。前週末3日に1000円の節目を回復していたが、取引時間中に一貫して1000の節目を上回って推移したのは2018年10月18日以来およそ4年半ぶりだ。販売する鋼材の値上げが浸透し、採算性の改善が継続することへの期待感から買いが続いている。買いの起点になった業績予想修正前の2月9日終値と比較すると、株価は約55%上昇した。

 みずほ証券が2日付で神戸鋼に加え日本製鉄(5401)とJFE(5411)の投資判断を、3段階で弱気の「アンダーパフォーム」から「中立」へと1段階引き上げたのも追い風になったという。目標株価も引き上げて、従来の480円から900円としていた。値上げによる採算改善が順調で、収益期待が高まったとの見方を示したもようだ。

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