(解説)米金利上昇、神戸経済への影響は? 外為相場や海外景気から波及も

 米国では長期金利が上昇している。指標である10年物米国債の利回りは4月下旬、2014年初頭以来ほぼ4年半ぶりに3%の節目を突破。その後も3%近辺で推移が続いている。米大手金融機関JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEO(最高経営責任者)が4%を目指すとの見通しを示すなど、米金利先高観は強まっている。背景には米国で今後も利上げが続くとの見通しがある。こうした海外金融市場の動きに、神戸経済はどう...

水素と燃料電池の最新動向で国際会議 神戸市と川重など講演、初の一般公開

 水素や燃料電池に関する技術の開発や標準化などを目指す国際協力の枠組み「国際水素・燃料電池パートナーシップ」(IPHE)の国際会議が11日、神戸市中央区のホテルで開かれた(写真)。加盟国のうち10カ国・地域が最新の政策動向や技術の展開などを報告した。基調講演は神戸市、川崎重工業と、各国の大手企業トップらで構成する「水素協議会」の3者が担当。それぞれの水素・燃料電池の活用に向けた取り組みを説明した。  ...

上組、20年に営業収益3000億円の目標を維持 M&Aで収益上積み

 港湾運送など物流を手がける上組は11日、2020年3月期まで5年間の中期経営計画について、最終年度の売上高に相当する営業収益3000億円、経常利益300億円とする従来の目標を維持すると発表した。既存事業をそれぞれ2800億円、270億円に伸ばし、残りの収益はM&A(合併・買収)を通じて収益を上積みする計画という。中期計画の進展で業績が拡大したことを受けて、株主への利益配分強化も表明した。 同社は18年3月期までの中期...

川西倉、今期純利益10%減に 前期に特別利益計上の反動で

   川西倉庫は11日、2019年3月期の連結純利益が前期比10%減の4億4000億円にとどまる見通しを発表した。貨物の取扱高は伸びて増収の見込みだが、前期に保有株式の売却益を特別利益として計上した反動が表れる。株売却で受取配当金も減少。東証1部上場を受けて実施した記念配当が今期はなくなり、年間配当は12円(うち中間6円)と前期比で4円減配の予定だ。 売上高に相当する営業収益は4%増の232億円、営業利益は11...

ビオフェル株が大幅高 3カ月半ぶり3000円台を回復

 11日の東京株式市場ではビオフェル(4517)が3日ぶりに反発し、大幅高になった。終値は前日比153円(5.44%)高の2966円まで上昇した。一時は3030円まで買い進まれ、1月30日以来およそ3カ月半ぶりに3000円の節目を回復。売買高も前日の4倍近くに膨らんだ。2019年3月期の増益見通しを好感した買いが入ったとみられる。 前日に今期の単独税引き利益が前期比4%増の23億円になりそうだと発表した。一部に20億〜21億円にとど...

三星ベの今期、純利益4%減の見通し 10月1日付で単元株数100株に

 三ツ星ベルトは11日、2019年3月期の連結純利益が前期比4%減の60億円になる見通しだと発表した。減収になる見通しのうえ、原油価格の高騰を背景とした原材料コストの増加に加え、人件費の増加を織り込んだ。年間配当金は前期据え置きの25円(うち中間12円)を予定する。 売上高は2%減の685億円、営業利益は10%減の76億円になる見込み。業績予想の前提とした為替レートは1ドル=100円、1ユーロ=110円とした。同社は売上...

ノザワの今期、純利益22%増の見通し 技能工不足に対応の製品を拡販

 建設資材を製造するノザワは11日午前、2019年3月期の連結純利益が前期比22%増の23億円になりそうだと発表した。主力の成形セメント板「アスロック」を前期に47年ぶり刷新。高層建築での性能を強化したことなどを強調し、新たな需要を取り込む。年間配当は前期据え置きの45円を予定する。 売上高は5%増の233億円、営業利益は23%増の33億円を見込む。建設現場の技能工不足を背景に需要が伸びている「アスロックLS工法」に...

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