上組の4〜9月期、純利益1%増 物流施設の新設が寄与

 上組が11日に発表した2016年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比1%増の83億円だった。天候不順による農作物への影響などで国内貨物が減少するなど環境は厳しかったが、物流施設の新設が貨物の獲得に寄与した。同社は4月に神戸市中央区で上組神戸ポートアイランド流通加工センター(写真=上組の発表資料より)の営業を始めていた。法人税率の引き下げも支えになった。  営業収益は微減の1211億円、営業利益は微増の...

山陽電鉄の4〜9月期、純利益13%減 電力・燃料費の減少が下支え

 山陽電気鉄道が11日発表した2016年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比13%減の15億円だった。足元の収益は底堅く推移したが、税金費用の増加が響いた。エネルギー価格の下落などを受けて電力・燃料費の減少は収益の下支えになった。 売上高に相当する営業収益は1%減の231億円、営業利益は1%増の12億円だった。姫路城への観光客数は増加が続いており、一部店舗をリニューアルした姫路駅前の山陽百貨店も売上高が伸...

みなと銀の4〜9月期、純利益16%増 与信関係費用が減少

 みなと銀行が11日に発表した2016年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比16%増の38億円だった。兵庫県の景気が緩やかながら回復が続いたことで、個別貸倒引当金繰入額が前年同期比で減少するなど、与信関係費用が前年同期に比べて6割減ったのが寄与した。 資金運用益と手数料収入から経費を差し引いた本業のもうけである、みなと銀単独の業務純益は前年同期比7%増の61億円だった。もっとも日銀のマイナス金利政策など...

石光商事の4〜9月期、1億円の最終赤字 退職給付制度の改定損が重荷

 石光商事が10日に発表した2016年4〜9月期の連結決算は、最終損益が1億1300万円の赤字(前年同期は1億4700万円の黒字)だった。9月1日付で従業員向けに確定拠出年金を導入したため、制度改定に伴う特別損失2億2300万円を計上したのが重荷になった。ただ、関係会社の出資持ち分を高めて受取配当金が増えたこともあり、従来予想である1億4000万円よりも赤字幅が縮小した。 売上高は前年同期比4%減の187億円、営業利益は...

兵機海運の4〜9月期、純利益47%減 内需低迷が逆風、ロシア航路は堅調

 兵機海運が10日発表した2016年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比47%減の3400万円だった。国内航路で主要貨物の鉄鋼は荷動きが鈍く、取扱量が減少した。加えて国内個人消費の低迷で輸入貨物が減り、港運・倉庫事業もさえなかった。ロシア向けの外航航路は堅調で、特別利益に投資有価証券売却益も計上したが、補えなかった。 売上高は8%減の59億円、営業利益は75%減の2500万円だった。海運事業のうち内航事業の売上...

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