カルナバイオは12%下落、みなと銀や神戸製鋼も大幅安 9日の東京株式市場

 9日の東京株式市場では相場全体の大幅安を受け、神戸市に本社を置く会社の株価も大幅安が相次いだ。カルナバイオサイエンスの同日終値は前日比231円安の1657円で、下落率が12.2%と拡大。神戸市に本社をおく上場企業50社では最も下落率が大きかった。みなと銀行は8.3%下落、アシックスは7.1%下落、神戸製鋼所は6.5%下落と主要企業の株価も下げがきつかった。日経平均株価は5.4%下落したが、これを上回る下落率になる銘柄も多...

トーホー、10月の売上高は前年比5.2%減

 トーホーは9日、10月の売上高は前年同月に比べ5.2%減少したと発表した。業務用食品卸売事業の売上高が前年比で8.3%減少したことが響いた。大口取引先への販売が減少したうえ、営業日数が1日少なかったことが影響した。 業務用食品の現金卸売り店舗「A-プライス」は3.9%減、既存店ベースでは3.1%減だった。食品スーパー事業は既存店ベースで1.5%減。客単価は上昇したが、来店客数が減少した。...

船井電機、DXアンテナの売却でエレコムと合意 1月末までに売却額決定か

 船井電機は7日、テレビのアンテナや受信関連機器を製造するDXアンテナ(神戸市兵庫区)を売却することで、パソコン関連機器を製造・販売するエレコムと7日付で基本合意したと発表した。2017年1月中にもDXアンテナの株式を売買する契約を結ぶ予定で、これまでに売却額を決めるとみられる。2月末までに株式の売却を終える計画という。 DXアンテナの2016年2月期は売上高が121億円、最終損益は4億4600万円の赤字だった...

シスメックスの今期、純利益11%増に上方修正 円高逆風も税金費用の大幅減で

 シスメックスは9日、2017年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前年同期比11%増の435億円になる見通しだと発表した。従来予定の405億円から増益幅が拡大する。日独租税協定の改正で、前期までに計上した繰延税金負債を取り崩したため、4〜9月期の税金費用が大幅に減少。税負担の軽減が増益につながる見込み。 一方、売上高は1%増の2550億円、営業利益は9%減の550億円を見込む。従来予想の2750億円、620億円から下方修...

バンドー化学の今期、一転の最終減益予想に下方修正 円高と中国減速が逆風

 バンドー化学は9日、2017年3月期の連結純利益が前期比7%減の41億円になりそうだと発表した。従来予想である3%増の45億円から一転して減益の見通しになった。円高によって為替差損が発生するうえ、中国景気が減速する影響も受けて海外事業が伸び悩む見込みだ。 売上高は4%減の900億円、営業利益は8%減の55億円になる見込み。従来予想は940億円、60億円だった。円高で海外収益が目減りしたことで、営業利益も減益になる...

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