白鶴酒造、東京の酒類輸入卸を買収 ビール類の取り扱い拡大

 白鶴酒造(神戸市東灘区)は12日、ビールやワインなど酒類や食品の輸入卸であるアイコン・ユーロパブ(東京都新宿区)を買収したと発表した。白鶴が同日付でアイコン・ユーロパブの発行済み株式のうち87.6%を取得した。取得額は発表していない。

 アイコン・ユーロパブは約70ブランドの輸入ビールで正規代理店を務め、国内トップクラスの品ぞろえという。国内のアイリッシュパブやアジア料理レストランといったチェーン店などにも酒類や食品を供給しており、白鶴にとっては日本酒の販路拡大になる可能性もありそうだ。

 同日開催したアイコン・ユーロパブの臨時株主総会では、トレバー・アレン氏が引き続き社長に就くことを決めた。さらに白鶴の嘉納健二社長と近藤恭一取締役常務執行役員をアイコン・ユーロパブの取締役に、白鶴の増田秀樹顧問が同監査役にそれぞれ選任した。

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