六甲山の木材を使ったキッチン、14日から展示 東灘区のKOBE STYLE

 神戸市立の公園などを管理する神戸市公園緑化協会は、キッチンとシステムバスをオーダーメードで設計・施工するKOBE STYLE(神戸市東灘区)と共同で、六甲山の木材を利用した台所のパーツ(部品)を製作したと発表した。六甲山の手入れによって発生した木材の活用法を検討する「Kobeもりの木プロジェクト」の一環という。今回製作したパーツを含むキッチンは、14日から東灘区・六甲アイランドにあるKOBE STYLEのショールームで展示する。

 KOBE STYLE社はショールームのリニューアルを機に「KOBE」をテーマにキッチンを製作。「Kobe hackberry Kitchen」としてまとめた。パーツに六甲山材を活用したほか、神戸大学農学部で伐採されることになったエノキを「突き板」に加工して活用。神戸開港150年をきっかけとして輸入品の機器やパーツも多く取り入れたという。

 神戸市公園緑化協会によると、上唐櫃(からと)地区のヒノキの林(写真=発表資料より)で発生した木材を使用したという。Kobeもりの木プロジェクトでは、民有林が大半を占める六甲山の手入れで発生した木材を「神戸ブランド」になるような製品に活用する仕組みづくりを模索する。活用や販売を検討する企業を随時募集している。

20170107KOBE STYLEキッチン木材

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