神戸電鉄株は見送り 花山〜大池で「のり面」崩壊、売買高は今年最低

20180823神戸株アイコン

 24日の東京株式市場で神戸電鉄(9046)は見送り。終値は前日比変わらずの4000円と小動きだった。ただ売買高は700株どまりと、ここ1年間では見当たらない低水準にとどまった。この日の朝までに兵庫県を北上した台風20号による豪雨のため、神戸市北区の花山〜大池駅の間で線路脇の斜面「のり面」が崩壊。電車が運行できなくなった被害による業績への影響が不明として、売買が見送られた。

 神戸電鉄によると、線路が復旧するメドは立っておらず「相当の日数を要する」としている。当面は谷上〜岡場駅、谷上〜有馬口駅の間に代行バスを運転する計画だ。一般的に、台風などによって線路が被害を受けた場合、保険金などを復旧費用に充てるケースが多い。ただ、代行バスを手配する費用などが発生するとみられるほか、沿線住民が外出を控えて乗客が減るなどの懸念もある。

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