TASAKI、前期の小売売上高は2.2%増 革製品、時計など拡充

 TASAKIは15日、2016年10月期の小売売上高(速報値)が前の期比2.2%増の164億9100万円になったと発表した。旗艦店である銀座本店や百貨店などの店舗網を活用した顧客づくりに取り組む一方で、バッグなどの革製品や高級時計の拡充など品揃えの強化が奏功した。アクセサリーの主力商品である「COLLECTION LINE」が堅調に推移した。

 第4四半期である8〜10月期の小売売上高は前年同期比1%減の38億9800万円だった。訪日客による需要が後退したが、継続的な顧客づくりの取り組みで日本人向けの売り上げが前年同期に比べ増加。小売売上高はほぼ前年同期並みを確保した形だ。

 卸売事業なども含んだ16年10月期の連結売上高は前の期に比べ14%増えて240億円になる見通しだ。15年10月期の卸売事業の売上高は29億6900万円だった。前期の決算発表は12月13日を予定する。

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