(動画)新港第2突堤エリア、愛称「TOTTEI」に 契約者エリアはANA系が運営



【神戸経済ニュース】新港第2突堤で2025年4月に開業する1万人規模のアリーナ「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」を運営するOne Bright KOBE(ワンブライト神戸、神戸市中央区)は19日、アリーナと周辺緑地などの愛称を「TOTTEI(とってい)」に決めたと発表した。大正時代、昭和時代と国際貿易港の中核的な機能して第2突堤が使われた際の「突堤」の名前を引き継ぐ。神戸港の歴史と今後の発展に願いを込めながら、旧港湾部を市街地として再開発がする新港地区の活性化をめざす。

 「TOTTEI」はアリーナと、神戸ポートタワーなどを臨む飲食・物販ゾーンに加え、突堤の先端部にアリーナとは別のイベントなどが開催できる緑地「TOTTEI PARK」で構成する(動画前半)。TOTTEI PARKにはイベント時の観客席になる「緑の丘」を建設。神戸港と六甲山の景観を同時に楽しめるのに加え、独自のイベントなどを企画。緑の丘を形成する建物の中にはクラフトビールを醸造するレストランを計画している。

 同時にジーライオンアリーナ神戸の4階に開設する「契約者専用エリア」は、ANAホールディングス(9202)傘下で空港内ラウンジ運営などを手掛けるANAスカイビルサービスが運営することも発表した。命名権も取得して「KOBE 270°Club sponsored by ANA」(神戸トゥーセブンティクラブ・スポンサードバイANA)の名称にする。契約者専用の出入り口に加え、専用の飲食ゾーン観戦スペースを備える(動画後半)。企業を中心に年間契約者を募集する。

 ワンブライト神戸は21日に開催する第51回神戸まつりに「神戸アリーナプロジェクト」として出店。神戸阪急前のおまつり広場にブースを設営し、アリーナのPR動画を放映するほか、クラフトビール「TOTTEIビール」を販売。加えて、アリーナ内部とTOTTEI PARKの完成イメージをの先取できるVR(仮想現実)による体験コーナーを開設する。アリーナを本拠地にするバスケットボール男子「神戸ストークス」のうちわも配布する予定だ。

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