神戸市交通局、市バス運賃引き上げを申請 均一区230円・消費税以外で32年ぶり

20240402神戸市バス

【神戸経済ニュース】神戸市交通局は1日、国土交通省の近畿運輸局に市バスの運賃引き上げについて認可申請したと発表した。大人210円の均一区間は230円と20円の値上げ。10月1日から実施する計画だ。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけとした乗客の減少や、燃料価格の上昇に対応する。経営効率の改善も進めたが、事業継続にはコスト上昇の運賃転嫁は避けられないと判断した。消費税率引き上げに伴う値上げを除くと、1992年4月以来32年ぶりの値上げになる。

 小児料金は110円を120円に引き上げる。通勤定期は普通料金の改定を転嫁するのと同時に、割引率を30%から25%に見直す。均一区間の1カ月定期は8820円が1万0350円になる。通学定期料金は1カ月7430円を据え置き。

 乗車距離によって運賃が変わる近郊区間では大人170〜560円の運賃が、190〜580円になる。小児は90〜280円を、100〜290円にする。通勤定期は均一区間と同様に価格を引き上げ、最も安い1カ月定期の7140円が、8550円になる。通学定期は据え置き。

 三宮周辺の1区間は110円で利用できる「三宮・エリア110」の料金は、120円に引き上げ。サービス名も「三宮・エリア120」に変更する。

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