3kgのパン、ずっしり重いね ドンク「フランスパンの日」中学で特別授業
- 2023/11/25
- 06:30
【神戸経済ニュース】パン製造販売のドンク(神戸市東灘区)は24日、神戸市立鷹匠中学校(神戸市灘区)の2年生330人を対象に、フランスパンの歴史や作り方、楽しみ方などを語る「特別授業」を実施した。人気を集めたのは、授業の最後に設けた、重さ約3キログラムの巨大なフランスパンを持つ体験だ(1枚目の写真)。フランスパンは中に気泡がたくさんあることから軽い印象を持ちやすいが、実際に持った中学生らは「ずっしりと重みを感じる」などと感想を言い合っていた。
この日に授業を受けたのは、体育館に集まった2年生およそ330人だ。同社神戸エリアの竹本裕樹エリアマネジャー(2枚目の写真右)が主に、フランスパンの歴史や文化、楽しみ方などを話した。パンの作り方は徳永成晃ブーランジェリーダー(同左)が担当し、工場でフランスパンを作る動画を示しながら説明。ほとんどの生徒が熱心に話を聞いていた。給食でなじんだ軟らかいパンではなく、中学生にとっては未知なるフランスの食事やチーズとともに食べるパンに関心を持ったようだった。
特別授業は11月28日に定めた「フランスパンの日」の普及が主な目的だ。製パン関係の民間会社などで構成する「フランスパン友の会」が制定し、やや強引ながら「いい(11)フ(2)ランスパ(8)ン」を引っ掛けた。小麦、水、イースト、塩というシンプルな材料を職人の腕にかけて焼くフランスパンを食べるきっかけにしてほしい、という。神戸のほか東京、福岡など国内5都市の小中学校で実施。鷹匠中は職場体験「トライやる・ウィーク」でドンクと縁があった。
28日にはドンクが展開する店舗のドンク、ドンクエディテ、ジョアン、マリー・カトリーヌの各店舗で、フランスパン「プティットフィセル」を配布する(一部では実施しない店舗などもある)。合計で約1万3000本の数量限定。加えてドンクでは、交流サイト(SNS)のインスタグラムで写真投稿キャンペーンを30日まで開催する。ドンクの公式インスタグラムをフォローして、ドンクのフランスパンを楽しむ写真を「#ドンク」のタグとともに投稿すると、抽選でオリーブオイルが当たる。
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