新「豚饅娘」に桑原さんと村田さん KOBE豚饅サミット・10〜12日開催

20231110豚饅娘

【神戸経済ニュース】神戸・元町の豚まん店などで構成するKOBE豚饅(ぶたまん)サミット実行委員会は9日夜、11月11日の「豚饅の日」を控えて「KOBE豚饅(ぶたまん)サミット前夜祭」を開催した。「KOBE豚饅娘コンテスト公開最終審査会」では、第12代のKOBE豚饅娘を選ぶ審査会を開催。手作りした豚まんのキャラクター「つつむん」との掛け合いで豚まんへの思いを語った桑原藍さん(24)をグランプリに、手作りした豚まん型の帽子をかぶってバレエを披露した村田莉子さん(20)を準グランプリに選んだ。2人は来年11月までの1年間、KOBE豚饅娘として、関連事業や広報活動に参加する。(写真は副賞「豚まん1年分」の目録を手にする桑原さん=右=と村田さん、キャラクター「つつむん」)

 「豚饅をこよなく愛する18歳以上の女性」を条件に募集。この日の最終審査会に残った9人がそれぞれの特技で「豚まんへの思い」をアピール。神戸市内の観光関係者など6人が審査員を務めて、「笑顔」「豚まんへの思い」「自己アピール」の3点を中心に審査した。グランプリの桑原さんは「明るいキャラクターで日本といわず世界中に豚まんを広めたい」と話す。準グランプリの村田さんは「度胸と愛嬌を生かし、もっと多くの人に豚まんのおいしさと神戸の魅力を伝えたい」といい、2人ともやる気は十分だ

 前夜祭では豚饅娘コンテストのほか、11〜12日に販売を予定する各店舗のオリジナル豚饅を紹介。さらに「豚まん1年分」(370個)を賞品にした、豚まんに関するクイズ大会も開催した。昨年はマスクを着けたまま静かに開催したが、今回は声を出して正解を喜んだり、応援したりと制限なく開催。新型コロナウイルスの感染拡大前と同じ形の開催だった。

 KOBE豚饅サミットでは10日午前11時から、発起人3店舗である老祥記、四興楼、三宮一貫楼の3店舗による今年のオリジナル豚まんの販売を南京町広場横の店舗で始める。11〜12日にはKOBE豚まんサミットに参加する店舗による13種類の豚まんを、大丸神戸店の北側回廊で販売する。販売は両日とも午前11時から午後5時までで、売り切れ次第終了。

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