神戸鋼の4〜9月期、純利益2.9倍 通期予想は売上高を下方修正

20231110神戸製鋼

【神戸経済ニュース】鉄鋼大手の神戸製鋼所(5406)が9日に発表した2023年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.9倍の803億円になった。4〜9月期としては過去最高。原料炭価格の下落に加えて販売価格の引き上げが進み、「鉄鋼アルミ」分野の採算が大幅に改善したほか、「機械」「エンジニアリング」の売上高が増加。「電力」で神戸発電所4号機の稼働や、原油価格の下落などで利益が先行したことなどが寄与した。

 売上高は7%増の1兆2538億円、営業利益は4.7倍の921億円だった。全7分野(セグメント)で増収になった。ただ半導体不足の解消を受けた自動車の生産台数が回復したが、情報技術(IT)・半導体分野向けの需要が伸び悩んだ。建築・土木分野などの需要低迷もあり、鉄鋼・アルミ板の販売数量は減少した。

 24年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比4%増の2兆5700億円になる見通し。従来予想の2兆5900億円から引き下げた。建築・土木分野での鉄鋼需要の減少に加え、IT・半導体分野での需要回復が従来想定よりも遅れ、「素形材」の販売数量が減少。欧州と東南アジアで「建設機械」の販売台数の減少を織り込む。

20231110神戸製鋼セグメント

 純利益は65%増の1200億円と、子会社の土地売却なども寄与して17期ぶりに最高益を更新する見通しを据え置いた。営業利益も91%増の1650億円になる見通しを据え置き。年間配当金を前期比50円増の90円(うち中間45円)とする年間配当計画も維持した。

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