8月の兵庫県一致指数、2カ月ぶり低下 基調判断「悪化」に下方修正

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【神戸経済ニュース】兵庫県が31日に発表した8月の兵庫県景気動向指数(兵庫CI、2015年=100)は、景気の現状を示す一致指数が前月比2.5ポイント低下の84.7だった。2カ月ぶりに低下した。国内の個人消費は堅調に推移しているが、海外需要の減速などで産が伸び悩む動きになったのを反映したようだ。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を「悪化を示している」と下方修正した。

 一致指数の低下は、機械工業生産指数や鉱工業生産指数の低下、着工建築物床面積の減少などが響いた。有効求人倍率は上昇し、百貨店・スーパー販売額は増加したが、補えなかった。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比6.4ポイント低下の95.6と、2カ月ぶりに低下した。鉱工業製品在庫率指数の増加に加え、企業倒産件数の増加などが営業した。

  指数の基礎資料の改定などで過去に遡って指数を算出し直すことがあり、前月までの計数がこれまでに発表された速報値とは異なる場合がある。

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