兵機海運、今期純利益63%増に上方修正 ロシア航路が活況

 20171109兵機海運決算グラフ

 兵機海運は9日、2018年3月期の連結純利益が前期比63%増の2億5000万円になりそうだと発表した。従来予想である1億8000万円から上方修正し、増益幅が拡大する見通しだ。国内航路では運搬する鋼材の量が増えて営業効率が向上。外航ではロシア航路の活況が寄与する見通しになった。

 売上高は7%増の134億円、営業利益は54%増の3億円になる見込み。従来予想は130億円、2億8000万円だった。輸送した鋼材の数量が伸びて収益が改善し、営業強化のための管理経費の増加を補った。ロシア向けは輸送量の増加による売上高の伸びで、原油価格の上昇を吸収する。

 配当計画は引き続き「未定」とした。

 同時に発表した2017年4〜9月期の連結決算は、純利益が前期比3.7倍の1億2700万円だった。国内鋼材運送やロシア航路などが支えになり、従来予想の9000万円を上回った。売上高は10%増の65億円、営業利益6.8倍おん1億7000万円だった。
 
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