円相場、1ドル=146円台に下落 市場介入の水準より円安に

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【神戸経済ニュース】12日の東京外国為替市場で、円相場の終値に相当する午後5時現在(日銀公表値)は1ドル=146円16〜19銭だった。東京市場では一時146円37銭まで円安・ドル高が進んだ。9月22日に政府日銀が円買い・ドル売り介入を実施したとみられる1ドル=145円90銭を午前9時過ぎに割り込むと、その後は円安が加速。一時は146円37銭まで円安が進んだ。ただ再び市場介入に対する警戒感も出て、円はやや下げ渋って22日の取引を終えた。

 22日のロンドン外国為替市場で円は一段安の展開。現地時間の午後4時(日本時間23日午前0時)現在で、円相場は1ドル=146円80銭台で推移している。9月の米卸売物価指数(PPI)が前月比0.4%上昇と、市場予想(0.2%程度の上昇)を上回る伸び率だったことから、米国で利上げが続き、日米の金利差が一段と拡大するとの見方が円売り・ドル買いの材料になった。

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