三ツ星ベルトの4〜12月期、純利益21%増 海外で需要好調

 三ツ星ベルトが8日に発表した2016年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比21%増の56億円だった。10億円の投資有価証券売却益を計上したのが寄与した。欧州では自動車向け、米国では農業機械向けが伸びるなど海外事業の増益が下支えになった。

 売上高は3%減の498億円、営業利益は4%増の65億円だった。国内ベルト事業は前年同期並み。海外ベルト事業は現地通貨ベース見ると前年同期比で伸びたが、円高で目減り。円建てで見ると前年同期比7%減の売上高だった。ただ利益率の高い製品が伸びたことで利益率が改善した。

 2017年3月期の連結業績予想は据え置き。純利益は引き続き前期比12%増の64億円を見込む。期末9円配の予定も据え置いた。

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