神戸製鋼、外部調査委に元福岡高検の松井氏ら起用 年内の調査完了めど

 神戸製鋼所は品質データ改ざん問題について原因を究明し、再発防止策を検討する「外部調査委員会」に元福岡高検検事長の松井巌氏ら3人の弁護士を起用すると26日に発表した。これまでの社内調査などに関わっておらず、神戸製鋼とも利害関係がない弁護士を選任したという。松井氏が委員長を務め、元札幌高裁長官の山崎恒氏と元検事の和田衛氏が委員に加わる。 外部調査委の調査は年内の完了をめどにする計画で、調査方法は外部調...

神戸製鋼、使用停止や回収する製品は現時点でなし 品質データ改ざん

 神戸製鋼は26日、同社が品質データを改ざんした製品の安全性について順次調査しており、ただちに使用を停止したり、回収したりする必要がある製品は同日までになかったと発表した。神戸製鋼は品質データを改ざんした製品を延べ525社に対して出荷したが。このうち83%に相当する437社で安全性を確認したとしている。 安全性を確認した437社の内訳は、製品を使用している販売先で安全性を確認したのが229社、販売先が当面は問題な...

神戸製鋼、さらに4製品の品質データ改ざん 銅管製品JIS取り消し

 神戸製鋼所は品質データ改ざん問題で26日、さらに4製品で不正が疑われることが分かったと発表した。機械事業部門のコーティングサービス、神鋼造機の鋳物と減速機、コベルコ科研ターゲット事業本部で試作合金の外販と、ほか1件で不正の可能性があるという。これまで16製品で不正が発覚したが、この日の発表分で合計20製品で不正があったことになる。 神戸製鋼は新たに不正が見つかった4製品を除いて、同社とグループ各社が実...

新港第1突堤基部の再開発、住友不などの案に決定 水族館にBMW展示など

 神戸市は26日、計画を公募した新港第1突堤基部(神戸市中央区新港町)の再開発に、住友不動産が率いる陣営の案を採用することを決めたと発表した。有識者による選考委員会(委員長・安田丑作神戸大名誉教授)が応募があった3案の中から決めた。オフィスビルと住宅に加え、再開発地区のシンボルになる大水槽を配置したアクアリウム(水族館)やドイツの名車BMWの歴史や哲学を展示するミュージアムなどを配置する。  総事業...

フェリシモ、新港第1突堤の基部に新本社建設 総事業費45億円

 通信販売のフェリシモは26日、かつて港湾施設が立ち並ぶ倉庫街だった神戸港の新港第1突堤の基部(神戸市中央区新港町)に新本社ビルを建設すると発表した。地上9階建てのビルを建設する予定で、広さ2230平方メートルの土地を第1突堤基部の再開発を手がける住友不動産から2018年3月に取得する。総投資額は45億円を見込む。19年6月にも着工し、20年9月から新本社での業務を開始する計画だ。 優秀なクリエイターなどの人材が...

アサヒHD、今期の純利益83億円に上方修正 貴金属価格の上昇が追い風

 貴金属リサイクルが主力のアサヒホールディングスは26日、2018年3月期の連結最終損益が83億円の黒字(前期は12億円の赤字)になりそうだと発表した。従来予想である76億円の黒字から上方修正した。貴金属の回収量が期初の想定を上回る見通し。さらに貴金属の価格上昇が追い風になり、収益を押し上げる。 営業利益は前期比6.1倍の125億円になる見込み、従来予想の115億円から引き上げる。一方で、売上高に相当する売上収益は前...

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