兵庫県が「県政改革方針」の修正案 廃止事業に経過措置も・地域創生交付金など

【神戸経済ニュース】兵庫県は18日、税収見通しの引き下げと支出の抑制をねらい2021年12月に公表した行財政運営方針を見直す「県政改革方針」の修正案を発表した。議会や県下の市町などから「説明不足」との指摘が出たのに対応。修正案では、事業を廃止する理由を詳しく書き加えるなど支出抑制の説明を加筆した。ただ一部は規模を縮小して存続するなど、当初の方針を見直した。 当初廃止を掲げた事務事業のうち、自治会や子供会な...

兵庫県、10年債の利率0.214%に決定 100億円・機関投資家向け

【神戸経済ニュース】兵庫県は14日、10年物の公募地方債「兵庫県令和3年度第10回公募公債」の発行条件を決めた。表面利率は0.214%、発行価格は100円(応募者利回りは0.214%)、発行額は100億円とした。10年物国債365回債に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.065%になった。 1月25日に発行し、償還日は2032年1月23日。利払い日は毎年1月25日と7月25日だ。機関投資家向けに販売し、SMBC日興証券(事務)、野村証券、東海...

神戸市、子育て世帯に10万円一括給付で補正予算 27日支給へ・総額107億円

【神戸経済ニュース】神戸市は20日、子育て世帯に「高校生までの子供1人あたり10万円」を現金で一括給付するのを目的とした12月緊急補正予算案を発表した。総額は107億5000万円。12月7日に市議会を通過した補正予算案では、すでに現金5万円分の支出を手当してあり、今回の補正予算で合わせて10万円を支給できるようになる。財源は全額が国の交付金だ。 政府は子育て世帯に子供1人あたり10万円のうち、当初は5万円分をクーポ...

兵庫県、県債管理基金への集約を解消 知事「財政を見える化」・県政改革方針案

【神戸経済ニュース】兵庫県が16日に発表した財政運営方針を見直す「県政改革方針」の一次案では、各種基金の県債管理基金への集約を解消する方針を示した。資産運用で規模のメリットを確保することなどを目的に、住宅供給公社や土地開発公社が県債管理基金に預託金を拠出。その他の内部・外部の基金もまとめて運用していた。県債管理基金の残高には、同基金の本来の目的である兵庫県債の償還に充当しない資金も合算されていた。今...

兵庫県が見直す事務事業(表) 海外2事務所閉鎖など59事業・県政改革方針案

【神戸経済ニュース】兵庫県が16日に発表した行財政運営の見直し方針「県政改革方針」案の一次案では、具体的に見直す事務事業を海外事務所の2カ所閉鎖、「ひょうご地域創生交付金」の廃止、「ふれあいの祭典」の廃止など43項目(59事業)を挙げた。金額を明示したものを合計すると、2028年度までの累計で支出の削減効果は574億3900万円(うち一般財源は166億7100万円)を見込む。兵庫県が示した見直しが必要な事務事業は以下の通...

兵庫県、総額723億円の12月補正予算案 「ひょうご旅」延長・相互乗り入れも

【神戸経済ニュース】兵庫県は9日、新型コロナウイルスへの対策など総額723億円の12月補正予算を編成すると発表した。ワクチン接種の有無や検査結果が陰性であることを示すことで、入店制限を緩和するなど日常生活の維持をめざす「ワクチン・検査パッケージ」の実施に伴う無料のPCR検査や、宿泊施設の県民割り引き「ひょうごを旅しようキャンペーン」を延長する費用などを計上する。国が支給を決めた「事業復活支援金」に先行...

神戸市の12月補正予算が成立 子育て世帯など特別給付・総額365億円

【神戸経済ニュース】7日の神戸市議会本会議では、神戸市の12月補正予算案が全会一致で可決、成立した。子育て世帯と生活困窮(こんきゅう)世帯への特別給付金の支給に向けた、365億円を計上した。住民税非課税世帯に1世帯あたり10万円、子育て世帯には高校生までの子供1人あたり5万円を給付する。財源はすべて国の交付金だ。 補正予算案の議決を終えた後は、久元喜造神戸市長や市の幹部職員が議員の質問に答える一般質問に...

神戸市の11月補正予算が成立、総額73億円 3回目接種で計上・市議会本会議

【神戸経済ニュース】6日の神戸市議会本会議では、神戸市の11月補正予算案が賛成多数で可決、成立した。新型コロナウイルス対策ワクチンの3回目接種に向けた65億5000万円など、総額73億5400万円を計上した。共産が反対したが、他の会派がすべて賛成に回り、賛成が多数になった。 神戸市は同日、子育て世帯などの特別給付などを実施するための12月補正予算案を議案として提出。6日の本会議終了後に関係する委員会で審議し、7日...

神戸市、子育て世帯など特別給付で補正予算 総額365億円

【神戸経済ニュース】神戸市は2日、政府が11月19日に閣議決定した新たな経済対策として実施する、子育て世帯と生活困窮(こんきゅう)世帯への特別給付金の支給に向けた補正予算を編成すると発表した。住民税非課税世帯に1世帯あたり10万円、子育て世帯には高校生までの子供1人あたり5万円を給付。財源は全額が国の交付金だ。 政府は子育て世帯に、子供1人あたり10万円を配布することを決めたが、このうち現金で支給する5万...

神戸市、22年度の市税収入165億円増を想定 「やめる勇気」も・予算編成方針

【神戸経済ニュース】神戸市は26日に発表した2022年度の予算編成方針で、一般財源に充当できる市税収入を今年度の当初予算に比べて165億円多い3051億円(新型コロナウイルスの影響による徴収猶予の影響を除く)に見積もった。ワクチン接種の効果などで新型コロナウイルスの感染拡大が一服し、企業業績の改善による法人市民税などの増加が見込まれるという。一方で社会保障関係費などの財政需要は高まるため、引き続き厳しい予算編...

神戸市、総額73億円の11月補正予算案 3回目接種など・一般会計9000億円に

【神戸経済ニュース】神戸市は22日、新型コロナウイルス対策を目的とした総額73億5400万円の2021年度11月補正予算案を発表した。新型コロナウイルスのワクチン3回目接種のための65億5000万円を計上することなどが柱だ。同日に発送を開始した3回目接種のための接種券や、接種会場の確保・運営などに向けた予算を確保する。このほかPCR検査や変異株の検出に向けたゲノム検査体制の強化や、後遺症の電話相談窓口の開設、保健所で...

兵庫県、国の来年度予算に「コロナ対策」「経済基盤」を要望 17日に東京で説明会

【神戸経済ニュース】兵庫県は16日、東京都内で17日午前に同県関係の国会議員に2022年度予算への要望項目について説明会を開くと発表した。斎藤元彦知事(写真=資料)が約30人の国会議員に対して、主に「新型コロナウイルス対策」「次世代に向けた経済基盤づくり」に重点を絞って説明する予定だ。斎藤知事にとっては8月の就任以来、初の予算編成を今後に控えることもあり、地元出身の国会議員と議論を深める機会にもしたい考えだ...

兵庫県が地方債2本を起債 5年債利回り0.001%、20年定時償還債は0.241%

【神戸経済ニュース】兵庫県は15日、機関投資家向けに発行する5年物の公募地方債「兵庫県令和3年度第9回公募公債」と、定時償還する20年物の「兵庫県第11回20年公募公債(定時償還)」の起債。発行条件を同日決めた。 5年債の表面利率は0.001%、発行価格は100円(応募者利回りは0.001%)になった。発行額は100億円。発行日は24日、償還日を2026年11月24日とする。利率の絶対値0.001%を仮条件として10日から提示し、発行額1...

神戸市5年債、発行利回り0.001%に条件決定 発行額500億円

【神戸経済ニュース】神戸市は27日、機関投資家向けに発行する5年物の公募地方債「神戸市令和3年度第7回公募公債(5年)」の発行条件を決めた。表面利率は0.001%、発行価格は100円(応募者利回り0.001%)になった。発行額は500億円。11月19日に発行し、償還期限は2026年11月20日。利払い日は毎年5月21日と11月21日。 4月に発行した前回5年債(応募者利回り0.010%、発行額350億円)に比べ、応募者利回りは0.009%低下し...

兵庫県、総額495億円の10月補正予算案 飲食店向け時短協力金など

【神戸経済ニュース】兵庫県は22日、新型コロナウイルス対策で実施する飲食店などの営業時間短縮に対する協力金を柱とした、総額495億円の2021年度10月補正予算案を発表した。新型コロナの緊急事態宣言は解除されたが、10月に入って21日まで兵庫県独自の時短要請や休業要請を実施したことに協力金を支給する。飲食店などに466億円、百貨店などの大規模施設・テナント事業者向けに25億円、酒類販売事業者に対する月次支援金に2億88...

兵庫県、10年債の利率0.145%に決定 100億円・機関投資家向け

 兵庫県は14日、10年物の公募地方債「兵庫県令和3年度第8回公募公債」の発行条件を決めた。表面利率は0.145%、発行価格は100円(応募者利回りは0.145%)、発行額は100億円とした。10年物国債364回債に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.065%になった。 10月25日に発行し、償還日は2031年10月24日。利払い日は毎年4月25日と10月25日だ。機関投資家向けに販売し、SMBC日興証券(事務)、野村証券、三菱UFJモルガン・ス...

兵庫県議会、9月補正予算案が成立 知事・副知事の給与削減も

【神戸経済ニュース】5日の兵庫県議会本会議では、兵庫県の9月補正予算案が賛成多数で可決、成立した。事業者の感染防止対策の強化などを柱とした総額1577億円の補正予算案だ。県内在住または在学で18歳以上の大学生などに、「ワクチン2回接種」「eー県民会員登録」と2つの条件を満たせば2000円相当のポイントを付けるための予算も盛り込んだ。 加えて斎藤元彦知事の退職金を5割減額、月額給与と期末手当を3割減額する条例...

神戸市、次回5年債を最速で10月下旬に起債へ 300億円程度

 神戸市は次回発行する5年物の公募地方債を、最速で10月下旬に起債する方針を決めたことが30日、分かった。発行額は300億円程度になる見通し。神戸市は通年主幹事として三菱UFJモルガン・スタンレー証券(事務)、大和証券、ゴールドマン・サックス証券を指名している。 神戸市は中期計画に当たる「神戸2025ビジョン」について、格付投資情報センター(R&I、東京都千代田区)から第三者評価を取得。これに基づき神戸市は2...

神戸市、県市協調路線の強化を求める 新知事就任の兵庫県に22年度予算要望

 神戸市は22日、2022年度の兵庫県予算に対する提案・要望を発表した。新型コロナウイルスに関連の11項目を含む、70項目を兵庫県に求める。要望項目数は昨年に比べ9項目増加。新型コロナ関連は、感染収束後を見越した観光振興を含めて経済対策に関する項目を今年は新たに追加した。このほか港湾やスタートアップ支援といった神戸市が単独で権限を持つ事業でも県の支援を求めたり参画を提案したりと、斎藤元彦知事が新たに就任した...

神戸市、総額18億円の10月補正予算案 小売店向けポイント還元に6億円など

 神戸市は22日、新型コロナウイルス対策を目的とした総額18億5100万円の2021年度10月補正予算案を発表した。軽症者などを受け入れる宿泊療養施設の5カ所目を確保する9億2500万円と、中小規模の小売店やサービス業などのキャッシュレスポイント還元事業に6億円を計上することなどが柱だ。現在開会中の神戸市議会9に提出し、10月7日の本会議で可決する見通しだ。久元喜造市長が22日の定例記者会見で示した。 中小の小売店など...

兵庫県、総額1577億円の9月補正予算案 学生はワクチン接種で楽天ポイント

 兵庫県は14日、新型コロナウイルス対策を目的とした総額1577億8500万円の2021年度9月補正予算案を発表した。国の交付金を財源に、休業や営業時間の短縮を要請した飲食店などに支払う協力金を670億円計上したほか、重症病床の確保に377億円、宿泊療養施設の確保に326億円などを計上。緊急事態宣言が9月末まで継続するなど、感染の拡大局面が長引いていることに対応する。保健所の体制強化には4億円を計上。このほかワクチン接...

神戸市の9月補正予算が成立 総額111億円・新型コロナ対策の医療費通年化など

 6日の神戸市議会本会議では、神戸市の9月補正予算案が全会一致で可決、成立した。国の予算にならって従来予算には半年分程度しか計上していなかった新型コロナ関連の医療費用を、通年分に拡張することが柱。4億4900万円の予備費の減額補正を含め、差し引き総額で111億円になる。財源の約85%を国と県の交付金でまかなう内容になっている。いずれの会派からも反対は出なかった。▽関連記事・神戸市、総額111億円の9月補正予算...

神戸市30年債、発行利回り0.713%に条件決定 発行額100億円

 神戸市は1日、機関投資家向けに発行する30年物の公募地方債「神戸市令和3年度第6回公募公債(30年)」の発行条件を決めた。表面利率は0.713%、発行価格は100円(応募者利回り0.713%)になった。30年物国債71回債利回りに対する上乗せ幅(スプレッド)は0.060%だ。発行額は100億円。9月10日に発行し、償還期限は2051年6月20日。 午前9時40分に募集を開始し、同10時20分に均一価格リリースを宣言。値引き販売することな...

神戸市議会が開幕、20年度決算など審議入り 補正予算では質疑

 神戸市議会「令和3年第2回定例市会」が31日に開幕した。坊恭寿議長が開会を宣言し、会期を12月8日までにすることを正式に決めた。その後、神戸市の岩崎林太郎行財政局長らが21年度補正予算案について、林千景会計室長が20年度決算についてそれぞれ説明した。 21年度の補正予算案については、議員らによる質疑も実施。森本真氏(共産)、高橋秀典氏(つなぐ)、上原みなみ氏(無所属)が質問に立ち、それぞれ新型コロナウイル...

コロナ関連交付金の直接交付、自民部会で要望 指定都市市長会で久元神戸市長

 神戸市の久元喜造市長は25日午後、概算要求の締め切りである31日を控えて自民党本部(東京都千代田区)で開催した同党の総務部会関係合同会議に、政令市20市の市長で構成する指定都市市長会の総務・財政部会長としてテレビ会議システムを通じて出席した(写真右、神戸市役所にて)。久元市長は、都道府県に配分している新型コロナウイルスに関連する交付金について、政令市も直接の配分対象にすることなどを政府・与党に要望した...

神戸市、総額111億円の9月補正予算案 新型コロナ対策の医療費を通年化

 神戸市は24日、新型コロナウイルス対策を目的とした総額111億9700万円の2021年度9月補正予算案を発表した。従来予算には半年分程度しか計上していなかった新型コロナ関連の医療費用を、通年分に拡張する。ワクチン接種体制の継続や、軽症者などを受け入れる宿泊療養施設を継続的に使用するための予算を確保。さらにワクチンに関するコールセンターの強化や、宿泊療養施設を追加確保するための費用も盛り込んだ。 ワクチン接種...

斎藤兵庫知事、文化芸術予算「より発展するよう」「心の豊かさはぐくむ」ラジオで

 兵庫県の斎藤元彦知事は24日午前に出演したラジオ関西の番組「三上公也の朝は恋人」で、文化芸術予算に関する聴取者からの質問に「これまでの兵庫の文化芸術を大切にさせていただきたい」と述べ、大幅な削減に乗り出さない方針を示唆した。1995年の阪神淡路大震災以降、心の復興と位置付けて音楽や美術、演劇などを振興してきた経緯が紹介されると「文化芸術が県民の心の豊かさを育んでいる大事な要素だと思っている」と理解を示...

神戸市、次回公募債は30年債・100億円程度に 最速で9月に起債へ

 神戸市は次回発行する公募地方債の年限を30年に決めたことが18日、分かった。発行額は100億円程度、起債の時期は最速で9月を予定しているという。神戸市は通年主幹事として三菱UFJモルガン・スタンレー証券(事務)、大和証券、ゴールドマン・サックス証券を指名している。 神戸市は中期計画に当たる「神戸2025ビジョン」について、格付投資情報センター(R&I、東京都千代田区)から第三者評価を取得。これに基づき神戸...

兵庫県の20年度、一般会計2300万円の黒字 県債残高は640億円増

 兵庫県が18日に発表した2020年度の決算は、一般会計が2300万円の実質黒字(19年度は2500万円の黒字)だった。消費税率引き上げの通年寄与によって税収は19年度をやや上回ったうえ、人件費減少のほか兵庫県庁内のコスト削減に取り組んだが、社会保障関係費用の増加など支出も増えた。災害など急な資金調達が必要になった際などに備える財政調整基金には1400万円を拠出(19年度は3億3600万円を拠出)し、実質単年度終始は1200万円...

神戸市営地下鉄の20年度、8年ぶり経常赤字 コロナ影響で旅客収入が減少

 神戸市が10日に発表した2020年度決算によると、企業会計のうち神戸市営地下鉄の収支を示す「高速鉄道事業会計」の経常損益が41億円の赤字(19年度は15億円の黒字)だった。高速鉄道事業会計の赤字は12年度以来8年ぶりだ。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されたことなどから通勤、通学で地下鉄を利用する人が減少。外出自粛で買い物などに地下鉄を使う人も減り、旅客収入が減少したのが響いた。 営業収入は前の年度比20...

神戸市20年度決算、10年ぶり財源対策104億円 コロナ対策で税収減

 神戸市が10日に発表した2020年度決算は、一般会計が3億円の黒字(19年度は13億2100万円の黒字)を確保した。10年ぶりの財源対策で104億円を調達し、実質収支を黒字化できた。高齢化による社会保障関係費用の増加に加え、新型コロナウイルス感染症の対策費用も増加して歳出が膨らんだ。一方で新型コロナや税制改正の影響で、市税収入や使用料手数料など神戸市の自主財源は減少。財源対策として特例債の発行と財政調整基金の取り...

兵庫県、10年債の利率0.090%に決定 200億円・機関投資家向け

 兵庫県は8日、10年物の公募地方債「兵庫県令和3年度第5回公募公債」の発行条件を決めた。表面利率は0.090%、発行価格は100円(応募者利回りは0.090%)、発行額は200億円とした。10年物国債363回債に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.065%になった。 7月19日に発行し、最終償還日は2031年7月18日。利払い日は毎年1月19日と7月19日。機関投資家向けに販売し、野村証券(事務)、SMBC日興証券、みずほ証券の3社が共...

神戸市の6月補正予算が成立 総額69億円・大規模接種会場の費用など

 24日の神戸市議会本会議では、神戸市の6月補正予算案が全会一致で可決、成立した。ハーバーランドセンタービル(神戸市中央区)や、ノエビアスタジアム工場(神戸市兵庫区)に大規模接種会場を設置する費用などを、補正予選の計上で手当した。総額で69億円になる。いずれの会派からも反対が出なかった。▽関連記事・神戸市の恩田副市長が辞任 後任の小原行財政局長を市議会が同意 (2021/06/24)・神戸市、総額69億円の6月補正予...

神戸市、円滑なワクチン接種や一極集中是正など求める 国への予算要望・22年度

 神戸市は10日、2022年度の国家予算に対する提案・要望を発表した。新型コロナウイルスに関連の6項目を含む、94項目を政府に求める。新型コロナ関連は冒頭にまとめて記載し、特に強調する方式を昨年に続き採用。新型コロナに関する財政支援や感染防止の強化とともに、「ワクチン接種の円滑な実施」も今回、新たに盛り込んだ。新型コロナ関連の1項目を含む10項目を新規に追加したが、全体の項目数は昨年(98項目)から4項目減少...

兵庫県の6月補正予算が成立 全会一致で可決・総額2380億円

 9日の兵庫県議会本会議では、兵庫県の6月補正予算案が全会一致で可決、成立した。兵庫県が要請した飲食店の営業時間短縮や、大型施設への休業に対する協力金などを補正予算で手当てした。主に4・5月分の協力金を計上した第3号補正予算、緊急事態宣言の延長に伴い主に6月分の協力金を計上した第4号補正予算とも、いずれの会派からも反対が出なかった。補正予算は総額で2380億円になる。▽関連記事・兵庫県、6月補正予算案に...

神戸市、総額69億円の6月補正予算案 ワクチン会場設置などに49億円

 神戸市は4日、新型コロナウイルス対策を目的とした総額69億円の2021年度6月補正予算案を発表した。このうち49億円はワクチン接種体制の拡充に投入。ハーバーランドセンタービル(神戸市中央区)や、ノエビアスタジアム工場(神戸市兵庫区)に大規模接種会場を設置する費用のほか、ワクチン接種を受けた人の副反応に関する相談窓口を開設するのに使う費用などを手当てする。このほか、高齢者施設や障害者施設の職員向けにPCR...

兵庫県、定時償還20年債の利率0.298%に決定 200億円・機関投資家向け

 兵庫県4日、定時償還条項が付いた20年物の公募地方債「兵庫県第10回30年公募公債(定時償還)」の発行条件を決めた。表面利率は0.298%、発行価格は100円(応募者利回りは0.298%)、発行額は200億円とした。20年物国債136回債に対する上乗せ幅(スプレッド)は0.17%になった。 6月17日に発行し、最終償還日は2051年6月17日。毎年6月17日と12月17日の利払い日には、額面の2.63%ずつ償還し、最終償還日には残り全額を償還...

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