(解説)地下鉄の新型6000形が映すニュータウン 低コストで快適を求める将来

 神戸市営地下鉄の西神・山手線は16日、25年ぶりの新型車両である6000形の営業運転を開始する。新しい電車の特徴は、安全性や省エネ性能の向上に加え、乗客向けに快適さを高めたこと。2022年度までに全28編成を6000形に置き換える。鉄道車両の通常の寿命である40年よりも短い使用期間で退役させる車両も出てくるが、全列車を同形式にすることで維持コストの削減などをねらう。こうした路線経営は西神・山手線の歴史と表裏一体であ...

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(解説)18年の神戸港、輸出入が過去最高も曲がり角か 輸出は2カ月連続で減

 神戸税関が23日に発表した2018年の貿易統計(速報)では、神戸港の輸出入総額が前年比4.4%増の9兆2615億円と、07年以来11年ぶりに過去最高を更新した。地域別では中国を中心としたアジア向けの貿易が輸出、輸入ともが過去最高。ただ、台風が相次いだ9月に次いで、12月も輸出入総額が前年比で減少。18年の過去最高は年前半の貯金で年後半の減速を補った形で、好調だった輸出入が曲がり角を迎えた可能性がある。 12月の輸出入...

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(解説)住友ゴム、テニスで「ダンロップ」強化 全世界で商標権、タイヤ波及も

 住友ゴム工業はテニス事業で「ダンロップ」ブランドを強化する。ソフトテニスボールの商標を「スリクソン」から変更するほか、世界的な硬式テニスの大会でスポンサー契約を相次いで獲得した。1888年に英国で発祥し、テニスなどラケットを使う競技で地名度の高いブランドを積極的に活用。タイヤが主力である住友ゴムのブランドとしての「ダンロップ」を世界的に定着させたい考えとみられる。 住友ゴムは10日、プロテニスのワール...

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(解説)景気悪化は外からやってくる どう備え、どう乗りきるのか・年頭に

 読者のみなさま、新年あけましておめでとうございます。2019年も神戸経済ニュースをよろしくお願いいたします。今年はラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会が開かれ、いよいよ「ゴールデン・スポーツ・イヤーズ」が始まります。しかし、昨年末にかけて株式相場が急落する事態になりました。景気の先行きがあやしくなってきたからです。年始から先行き明るい話でもなく、概念的な話になりそうで恐縮ですが、今年最大のリスク...

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(回顧2018)IPO さらに小粒化進む、再上場組だけ苦戦 宇田川氏に聞く

 神戸市に本社を置く企業では2018年、3月に神戸天然物化学(6568)、9月にワールド(3612)が新規株式公開(IPO)した。16年11月のスタジオアタオ(3550)から1年半近くの間隔があったが今年は2銘柄。兵庫県でみてもイボキン(5699)、極東産機(6233)と、たつの市の2銘柄を合わせて4銘柄と、神戸・兵庫のIPOにとって2018年は比較的「豊作」の1年間だった。 日本の株式市場全体でみてもIPO銘柄数は高水準で推移...

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(回顧2018)政策の失敗? 地下鉄海岸線の将来は……

 10月に久元喜造神戸市長が、神戸市営地下鉄海岸線を「政策の失敗」と評価したと一部の報道で伝わり、話題になった。建設費の借金を返済するどころか、日々の営業コストもまかなえていないことから、地下鉄海岸線は「民間なら即運行中止」と久元氏が担当した大学の講義で話した。これについて報道では、海岸線の赤字を追及した政党の主張を合わせて報じたこともあり、そもそも建設しなかったほうが良かったと述べたように伝わって...

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(回顧2018) MICE 全国・世界への発信地として必要なものは何か

 国際会議や見本市などMICE(Meeting=研修・セミナー、Incentive tour=報奨旅行、 Convention=会議、Exhibition=展示会の頭文字)にまつわる話題を2つ挙げるなら、新神戸駅限定販売のみやげ物「医学会に行ってきました」の発売と、「第31回国際電気自動車シンポジウム・展示会&EV技術国際会議2018」(動画は試乗会)の開催だろう。いずれも神戸でMICEが順調に伸びたことを示している。ただ、同時に浮き彫りになっ...

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(解説)上場会社の今期予想、下方修正が相次ぐ 国内外の景気に減速感か

 神戸市内の上場会社による4〜9月期決算が出そろい、先行き見通しに慎重姿勢が広がっていることが明らかになった。3月期決算企業の35社のうち、9月期末を通過した10月1日以降に19年3月期の業績予想を下方修正したのは10社になった。半面、同時期に上方修正したのはワールドとシャルレの2社にとどまった。7月の豪雨や9月の台風の影響による国内消費の一時的な減少だけでなく、国内外の景気に減速感が出てきなのが背景にあ...

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(解説)大阪万博決定 経済効果2兆円で神戸にも恩恵か、出展者の準備拠点にも

(会場の想像図=立候補申請文書)  2025年に大阪市で国際博覧会(万博)を開催することが23日(日本時間24日未明)、パリで開催した博覧会国際事務局(BIE)総会で決まった。会場は大阪市此花区の人工島「夢洲」で、神戸港から目と鼻の先の地区だ。このため2兆円とされる経済波及効果の恩恵を、神戸経済も受ける可能性が出てきた。さらに会期以降も含む長期的な経済効果につなげるには、出展者のバックヤード(準備拠点)と...

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(解説)10月の株式相場・下落率ランキング ドーン、トリドールなど下げきつい

 神戸市内に本社を置く上場企業48社の株価について10月の月間騰落率を算出したところ、最も下げがきつかったのは、地理情報システム(GIS)を利用したシステムやサービスを提供するドーン(2303)で、23%下落した。トリドールホールディングス(3397)やノエビアホールディングス(4928)が続いた。日経平均株価が約9%下落するなど相場全体が下落するなかで、台風による臨時休業や訪日客の減少で影響が懸念された銘柄の下げ...

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(解説)アサヒHD株に上昇余地の見方 大幅増配と成長イメージを両立か

 前週末27日の東京株式市場ではアサヒホールディングス(アサヒHD、コード5857)が急伸し、制限値幅の上限(ストップ高)の2307円まで買い進まれた。26日大引け後に年間配当を120円と、前期の74円から大幅に引き上げると発表したのが買い材料視された。好業績で買い安心感があったところに、株主への利益配分を強化したのが好感された。さらに同社は同時に成長投資の計画を同時に示したのが奏功したとみられる。同業他社との比...

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