(解説)神戸市の北神急行買収、非効率除く独自の方策 人口減対策には未知数も

 神戸市が3月29日に発表した北神急行線の資産買収による一体運行は、単純に「民営化」なのか「公営化」なのか、という2分法とは異なった理解が必要だ。神戸市が北神急行電鉄の一体運営を検討できた背景には、北神急行線が神戸市営地下鉄から延びた、いわゆる「盲腸線」的な路線であったうえ、すでに一体的にダイヤを組むなど実質的には同一路線として運行していることがある。国内の自治体の「民営化の流れ」に逆行してでも市営...

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(解説)交通結節点「三宮」の価値高めた阪神・近鉄の相互直通 20日で10周年

 2009年3月20日、阪神の西九条(大阪市此花区)と近鉄の近鉄難波(現在の大阪難波、大阪市中央区)の間が開通。きょう20日で10周年を迎えた。尼崎〜大阪難波までを「阪神なんば線」として阪神と近鉄の線路が結ばれたのを機に、神戸三宮〜近鉄奈良の間での相互直通運転が始まった。大手私鉄が地下鉄などをはさまずに直接、相互乗り入れするのは日本でも阪神と近鉄のみ。奈良市の中心地である近鉄奈良と神戸の中心地である三宮が、...

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(解説)カラオケ発祥、ジャズの中心 「あなたが知らない?」海外から見た神戸

 神戸は、カラオケが発明された街--。神戸に住む人が、神戸の街を誰かに紹介しようと思ったとき、これを最初に紹介することは珍しいのではないか。だが海外からみると、必ずしもそうではないのかもしれない。14日まで神戸市内で国際会議を開催したインターネット上のアドレスやURLを管理する非営利組織「ICANN」(米カリフォルニア州)は、神戸を訪れる人向けに「神戸について、あなたが知らない10のこと」(Ten Things...

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(解説)「ダイバーシティはもうかる」は受け容れられるのか 欧米企業で普及

 27日に兵庫県が開催した「外資系企業・在日外国商工会議所合同サミット」では、ダイバーシティ(人材の多様化)をテーマに議論した。神戸に立地する大手の外国企業が議論の立脚点として「ダイバーシティやインクルージョン(社会的包摂)は事業戦略」(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンのジェームズ・ケリー執行役員)といった立場を取ったのに対し、兵庫県側の参加者は人手不足の対応には女性や高齢者の就業が必要とい...

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(解説)神戸市の「都市型産業」振興、現状認識に誤解か 人口流出促す可能性

 神戸市が進めている「都市型創造産業」の振興策は、誤った現状認識に基づいた施策の可能性が高い。神戸市が都市型創造産業と位置付けるデザイン、広告、情報サービス、映像・音声・文字情報制作など8業種は、神戸市の想定よりも、よほど厳しい競争環境にあると認識し直す必要がありそうだ。各業種の実情をそれぞれ実地で調査するべきだろう。そうでなければ同市が進める政策は、むしろ東京への人口、人材流出を促す結果につなが...

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(解説)地下鉄の新型6000形が映すニュータウン 低コストで快適を求める将来

 神戸市営地下鉄の西神・山手線は16日、25年ぶりの新型車両である6000形の営業運転を開始する。新しい電車の特徴は、安全性や省エネ性能の向上に加え、乗客向けに快適さを高めたこと。2022年度までに全28編成を6000形に置き換える。鉄道車両の通常の寿命である40年よりも短い使用期間で退役させる車両も出てくるが、全列車を同形式にすることで維持コストの削減などをねらう。こうした路線経営は西神・山手線の歴史と表裏一体であ...

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(解説)18年の神戸港、輸出入が過去最高も曲がり角か 輸出は2カ月連続で減

 神戸税関が23日に発表した2018年の貿易統計(速報)では、神戸港の輸出入総額が前年比4.4%増の9兆2615億円と、07年以来11年ぶりに過去最高を更新した。地域別では中国を中心としたアジア向けの貿易が輸出、輸入ともが過去最高。ただ、台風が相次いだ9月に次いで、12月も輸出入総額が前年比で減少。18年の過去最高は年前半の貯金で年後半の減速を補った形で、好調だった輸出入が曲がり角を迎えた可能性がある。 12月の輸出入...

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(解説)住友ゴム、テニスで「ダンロップ」強化 全世界で商標権、タイヤ波及も

 住友ゴム工業はテニス事業で「ダンロップ」ブランドを強化する。ソフトテニスボールの商標を「スリクソン」から変更するほか、世界的な硬式テニスの大会でスポンサー契約を相次いで獲得した。1888年に英国で発祥し、テニスなどラケットを使う競技で地名度の高いブランドを積極的に活用。タイヤが主力である住友ゴムのブランドとしての「ダンロップ」を世界的に定着させたい考えとみられる。 住友ゴムは10日、プロテニスのワール...

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(解説)景気悪化は外からやってくる どう備え、どう乗りきるのか・年頭に

 読者のみなさま、新年あけましておめでとうございます。2019年も神戸経済ニュースをよろしくお願いいたします。今年はラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会が開かれ、いよいよ「ゴールデン・スポーツ・イヤーズ」が始まります。しかし、昨年末にかけて株式相場が急落する事態になりました。景気の先行きがあやしくなってきたからです。年始から先行き明るい話でもなく、概念的な話になりそうで恐縮ですが、今年最大のリスク...

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(回顧2018)IPO さらに小粒化進む、再上場組だけ苦戦 宇田川氏に聞く

 神戸市に本社を置く企業では2018年、3月に神戸天然物化学(6568)、9月にワールド(3612)が新規株式公開(IPO)した。16年11月のスタジオアタオ(3550)から1年半近くの間隔があったが今年は2銘柄。兵庫県でみてもイボキン(5699)、極東産機(6233)と、たつの市の2銘柄を合わせて4銘柄と、神戸・兵庫のIPOにとって2018年は比較的「豊作」の1年間だった。 日本の株式市場全体でみてもIPO銘柄数は高水準で推移...

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(回顧2018)政策の失敗? 地下鉄海岸線の将来は……

 10月に久元喜造神戸市長が、神戸市営地下鉄海岸線を「政策の失敗」と評価したと一部の報道で伝わり、話題になった。建設費の借金を返済するどころか、日々の営業コストもまかなえていないことから、地下鉄海岸線は「民間なら即運行中止」と久元氏が担当した大学の講義で話した。これについて報道では、海岸線の赤字を追及した政党の主張を合わせて報じたこともあり、そもそも建設しなかったほうが良かったと述べたように伝わって...

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