シャルレが大幅高、4日ぶり昨年来高値 利益確定売り消化・業績上振れ期待で

終値 566円 +48円(+9.27%)【神戸経済ニュース】19日の東京株式市場では、レディースインナー(婦人下着)の訪問販売が主力のシャルレ(9885)が続伸。一時は前日比52円高の570円と大幅に上昇し、4営業日ぶりに昨年来高値を更新した。東証スタンダードの値上がり率ランキングで27位になった。2024年3月期の業績上振れ期待で13日に急伸し、利益確定の売りを消化して再び上昇する展開になった。 13日の取引時間中に発表した202...

monoAIが大幅高、3日連続でストップ高 決算発表後に買い続く

終値 936円 +150円(+19.08%)【神戸経済ニュース】19日の東京株式市場ではイベント用仮想空間「メタバース」の開発・運営を手掛けるmonoAI technology(モノアイテクノロジー、5240)が連日の大幅高。終値は前日比150円高の936円と、3日連続で制限値幅の上限(ストップ高)まで買い進まれた。14日大引け後に2023年12月期決算を発表。同時に示した24年12月期の連結業績予想は、最終損益が6200万円の赤字(前期は2億0300万円の...

日経平均が小反落、終値は3万8470円 前日比16円安

【神戸経済ニュース】19日の東京株式市場では日経平均株価が小反落。終値は前日比16円86銭安(-0.04%)の3万8470円38銭だった。東証株価指数(TOPIX)は続伸し、34年ぶり高値を更新した。▽株式関連コンテンツ・神戸経済ニュース「業績・株式」記事一覧・メールマガジン「今日の株式相場」(まぐまぐ)・メールマガジン「<無料版>今日の相場」(まぐまぐ)・神戸経済ニュース相場班(twitter) 神戸経済ニュース<トップ...

今日の株し相場・反落も底堅い、下値拾う動きに 日経平均は上げに転じる展開も

【神戸経済ニュース】19日の東京株式相場は反落も底堅い展開か。前週末の米株式相場が下落したのを受けて、日本株にも利益確定の売りなどが先行するとみられる。ただ日本株の先高観から、日経平均株価は下げて始まった後、下値を拾う動きが優勢になるとみられる。上げに転じる場面もありそうだ。引き続き日経兵員の過去最高値である3万8915円を意識した値動きになるとみられる。日経平均株価は3万8400円台が中心になるとみられる...

monoAIが急伸、2日連続でストップ高 遅行線が「雲」から浮上

終値 786円 +100(+14.58%)【神戸経済ニュース】16日の東京株式市場ではイベント用仮想空間「メタバース」の開発・運営を手掛けるmonoAI technology(モノアイテクノロジー、5240)が連日の急伸。終値は前日比100円高の768円と、2日連続で制限値幅の上限まで買い進まれた。14日大引け後に2023年12月期決算を発表。同時に示した24年12月期の連結業績予想は、最終損益が6200万円の赤字(前期は2億0300万円の赤字)の見通し。2...

日経平均続伸、終値は3万8487円 前日比329円高・過去最高値に迫る

【神戸経済ニュース】16日の東京株式市場では日経平均株価が続伸。終値は前日比329円30銭高(+0.86%)の3万8487円24銭まで上昇した。取引時間中には3万8800円台まで上昇し、過去最高値である1989年12月29日の3万8915円87銭に迫る場面があった。東証株価指数(TOPIX)も続伸。34年ぶりの高値を更新した。▽株式関連コンテンツ・神戸経済ニュース「業績・株式」記事一覧・メールマガジン「今日の株式相場」(まぐまぐ)・メ...

今日の株式相場・続伸か、根強い先高観で買い  一時3万8500円近辺も

【神戸経済ニュース】16日の東京株式相場は続伸か。前日のダウ工業株30種平均など米株式相場の上昇で、日本株にも買いが先行するだろう。日本株の先高観の根強さを追い風に、幅広い銘柄が買われそう。ただ市場心理を左右する前日の米エヌビディア株は下落。ハイテク株は利益確定の売りが出やすく、出遅れ感のある内需株などが物色される展開になりやすい。日経平均株価は一時3万8500円近辺まで上昇する展開もありうるが、週末とあ...

日経平均が反発、終値は3万8157円 前日比454円高・34年ぶり高値

【神戸経済ニュース】15日の東京株式市場では日経平均株価が反発。終値は前日比454円62銭高の3万8157円94銭だった。1990年1月11日以来およそ34年ぶりの3万8000円台を回復した。東証株価指数(TOPIX)も反発した。▽株式関連コンテンツ・神戸経済ニュース「業績・株式」記事一覧・メールマガジン「今日の株式相場」(まぐまぐ)・メールマガジン「<無料版>今日の相場」(まぐまぐ)・神戸経済ニュース相場班(twitter) ...

今日の株式相場・反発か、米株高で買い先行 日経平均は終値で3万8000円台に

【神戸経済ニュース】15日の東京株式相場は反発しそうだ。前日の米株式相場が上昇したのを手掛かりに、日本株には買いが先行するとみられる。引き続き外国為替市場で円相場は1ドル=150円台で推移しており、ハイテク株や輸出関連株などに追い風になる。前日大引け後に、株主数の多いソニーG(6758)が24年3月期の業績予想を上方修正したことで、市場心理も改善するとみられる。日経平均株価は終値で3万8000円台への上昇が想定...

monoAI、今期最終赤字6200万円に 償却負担で2期連続の最終赤字

【神戸経済ニュース】イベント用仮想空間「メタバース」の開発・運営を手掛けるmonoAI technology(モノアイテクノロジー、5240)は14日、2024年12月期の連結最終損益が6200万円の赤字(前期は2億0300万円の赤字)になりそうだと発表した。赤字幅は縮小するが2期連続の赤字。増収効果で事業の単年度の事業損益はトントン程度を見込むが、23年9月に買収した子会社「ロボアプリケーションズ」の暖簾(のれん)代償却が重荷になる...

ノーリツ、今期純利益4.8倍の41億円に 給湯器の需要回復・配当年14円増の67円

【神戸経済ニュース】ガス給湯器大手のノーリツ(5943)は14日、2024年12月期の連結純利益が前期比4.8倍の41億円になりそうだと発表した。暖冬もあって前期は想定以上に低迷した家庭用のガス・石油給湯器の需要は足元で徐々に回復。加えて部品不足の解消で前期に挽回(ばんかい)生産した給湯器による流通在庫の調整も一巡する見通し。ベトナムの持ち分法適用会社であるカンガルー社の株式の減損処理で計上した37億円の持ち分法に...

住友ゴムが反落、約6%下落 今期純利益が微減の見通しに失望感

終値 1665円50銭 -106.0(-5.98%)【神戸経済ニュース】14日の東京株式市場ではタイヤ大手の住友ゴム工業(5110)が反落。後場に入って下げ幅を拡大し、大引け間際には前日比108円安の1663円50銭まで下落した。後場の取引時間中に2023年12月期決算を発表。同時に示した業績予想は、連結純利益(国際会計基準)が前期比微減の370億円になる見通しとした。市場予想の平均(390億円前後)を下回ったうえ、小幅でも減益の会社予想に...

トレーディアの4〜12月期、純利益42%減 海上運賃下落・混載事業の需要減で

【神戸経済ニュース】港湾運送のトレーディア(9365)が14日に発表した2023年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比42%減の3億0100万円だった。コンテナ不足の解消に伴って海上運賃が大幅な下落したことで、混載(フォワーダー)事業の需要が縮小した。円安によって雑貨の輸入が減少し、輸入部門が損失を計上したのも響いた。投資有価証券売却益1億900万円を特別利益として計上したが、補えなかった。 売上高に相当する...

日経平均4日ぶり反落、終値は3万7703円 前日比260円安

【神戸経済ニュース】14日の東京株式市場では日経平均株価が4営業日ぶりに反落した。終値は前日比260円65銭安(-0.69%)の3万7703円32銭だった。東証株価指数(TOPIX)も反落。▽株式関連コンテンツ・神戸経済ニュース「業績・株式」記事一覧・メールマガジン「今日の株式相場」(まぐまぐ)・メールマガジン「<無料版>今日の相場」(まぐまぐ)・神戸経済ニュース相場班(twitter) 神戸経済ニュース<トップ>...

住友ゴム、今期純利益は微減の370億円に 前期はタイヤ事業が初の1兆円

【神戸経済ニュース】タイヤ大手の住友ゴム工業(5110)は14日、2024年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比微減の370億円になりそうだと発表した。販売するタイヤのうち高機能タイヤの比率が高まり、採算が改善。海上運賃の下落も寄与する。一方で、設備投資を758億円と前期比およそ2割増やして米国での生産能力を増強。上期は前年同期を下回るとみるアジアでの販売は、下期に回復するとみる。 売上高に相当する売上収益...

今日の株式相場・反落か、前日大幅高で利益確定の売り 3万7500円近辺に下落か

【神戸経済ニュース】14日の東京株式相場は4営業日ぶりに反落しそうだ。前日は日経平均株価の上げ幅が1000円を超すなど大幅に上昇したこともあり、前日の米株式相場が大幅に下落したことで利益確定の売りが増えそうだ。前日大幅に上げたハイテク、半導体関連などに売りが膨らみそうだ。ただ日本株の先高観は依然として強く、利益確定の売りでいったん3万7500円近辺に下落した後は、底堅い展開になるとみられる。 13日の米株式市...

兵機海運、今期税引き益微減に上方修正 子会社解散益を計上・単独決算に移行

【神戸経済ニュース】鋼材輸送など在来貨物が主力の兵機海運(9362)は13日、2024年3月期の単独税引き利益が前期連結比で微減の4億4000万円になりそうだと発表した。連結子会社のK.S.LINES(パナマ)を清算することに伴う特別利益などで、従来予想である連結純利益4億円から引き上げた。K.S.LINESの清算を3月27日までに終えると決めたことで、によって連結対象になる子会社がなくなるため、単独決算に移行する。 利益の上方修...

日住サービスの前期、純利益71%減 公開買い付け関連費用など特損計上で

【神戸経済ニュース】不動産仲介の日住サービス(8854)が13日に発表した2023年12月期決算は、純利益が前の期に比べて71%減の2600万円だった。前の期に計上した違約金収入1600万円がなくなったほか、今期は7300万円の公開買い付け関連費用を特別損失に計上したことなどが響いた。 売上高は14%増の62億円、営業利益は3%増の1億5200万円になった。投資用マンションの1棟売りや、土地の販売を積極化して、取引1回あたりの規模...

日和産業、今期純利益4.4倍に上方修正 原材料価格に落ち着き

【神戸経済ニュース】配合飼料を製造販売する日和産業(2055)は13日、2024年3月期の連結純利益が前期比4.4倍の7億円になりそうだと発表した。従来予想の5億円から上方修正した。配合飼料の主原料であるとうもろこしは、米国やブラジルの豊作により価格が落ち着き、採算が改善するのを反映した。値下げによる減収を乗り越えて、増益幅が拡大する。今期2回目の上方修正。 営業損益は5億円の黒字(前期は2億円の赤字)の見通...

日本製麻の4〜12月期、純利益11%増 マット事業の出荷数量増で

【神戸経済ニュース】麻袋大手の日本製麻(3306)が13日に発表した2023年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比11%増の1億0400万円だった。半導体不足の解消による自動車生産の回復基調を受けて、自動車用フロアマットの販売が国内外で伸びたのが寄与した。海外では開拓した新規顧客向けの販売が増え、円安・ドル高も追い風になった。役員のインサイダー取引に関する特別調査の費用1081万円を特別損失に計上したが、これを...

神戸鋼が続落 今期好業績見通しも「一過性の上振れ」の見方

終値 1977円 -77円50銭(-3.77%)【神戸経済ニュース】13日の東京株式市場では鉄鋼大手の神戸製鋼所(5406)が続落。一時は前日比89円安50銭安(-4.36%)の1965円まで下落した。前週末9日大引け後に2023年4〜12月期決算を発表。同時に24年3月期の経常利益が前期比40%増の1500億円になる見通しと、従来予想の1450億円から引き上げた。ただ今期の好業績は一過性の収益上振れにとどまり、むしろ25年3期の減益につながるとの...

アシックスが急伸、ストップ高 配当額最高・株主への利益配分強化で

終値 5480円 +700円(+14.64%)【神戸経済ニュース】13日の東京株式市場では、スポーツ用品大手のアシックス(7936)が急伸。前場中ごろ過ぎには制限値幅の上限である前日比700円高の5480円まで上昇し、後場は買い気配のまま売買が成立しなかった。大引けでは同水準で40万6000株の売買が成立し、64万6900株の買い注文(指し値4万9300株、成り行き59万7600株)が残った。 前週末9日大引け後に2024年12月期の連結業績予想を発表...

日経平均が大幅高、終値は3万7963円 前日比1066円高

【神戸経済ニュース】13日の東京株式市場では日経平均株価が3日続伸。終値は前日比1066円55銭高の3万7963円だった。日経平均の上げ幅は20年3月25日以来、ほぼ4年ぶりの大きさになった。約34年ぶりの高値水準を更新。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、約34年ぶりの高値を更新した。▽株式関連コンテンツ・神戸経済ニュース「業績・株式」記事一覧・メールマガジン「今日の株式相場」(まぐまぐ)・メールマガジン「<無...

シャルレの4〜12月期、最終黒字6億6200万円 子会社事業の再編で採算改善

【神戸経済ニュース】レディースインナー(婦人下着)の訪問販売が主力のシャルレ(9885)が13日に発表した2023年4〜12月期の連結決算は、最終損益が6億6200万円の黒字(前年同期は4億4400万円の赤字)になった。シャワーヘッドを販売する子会社の金属加工事業を切り離すなど、事業再編を23年4月1日付で実施したうえ、同時にコスト削減も進めたことで採算が改善した。前年同期に希望退職を実施したことによる特別損失の計上も...

今日の株式相場・続伸か、好業績銘柄に買い 日経平均は終値で3万7000円台に

【神戸経済ニュース】13日の東京株式相場は3日続伸か。4〜12月期決算の好業績を発表した銘柄を買う展開が続くとみられる。米株式相場が9日、12日の通算で見れば上昇したのも追い風になる。外国為替市場で円相場が149円台の円安水準を叔父していることもあり、日本株は堅調な展開が想定される。日経平均株価は取引時間中に一時3万7500円程度まで上昇し、終値でも3万7000円台と、バブル経済崩壊後の高値を更新する見通しだ。▽関...

上組の4〜12月期、純利益3%増 営業減益も有価証券売却の特別益計上で

【神戸経済ニュース】港湾運送大手の上組(9364)が9日に発表した2023年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比3%増の193億円だった。投資有価証券の売却益8億7700万円を特別利益に計上したのが寄与した。前期に計上したスポットの海上輸送がなくなり、営業減益になったのを補った。為替差益が増加するなど、営業外収益の増加も寄与した。 売上高に相当する営業収益は3%減の2027億円、営業利益は2%減の267億円だった...

神戸天然物化の4〜12月期、純利益5%減 新棟建設関連で税負担が増加

【神戸経済ニュース】受託合成の神戸天然物化学(6568)が9日に発表した2023年4〜12月期の単独決算は、税引き利益が5%減の5億9500万円だった。医薬分野とバイオ分野が引き続き好調で増収を確保したが、人件費と設備保守費の増加に加えて、神戸市西区のバイオリサーチセンターに建設する新棟を巡り税負担が増えたのが響いた。新棟は特定顧客の専用設備で、同顧客から受け取る建設費の約26億円を、税法上は利益と認識するため税...

ケミプロ化成の4〜12月期、税引き益22%減 在庫調整が一巡のきざし

【神戸経済ニュース】化成品を製造販売するケミプロ化成(4960)が9日発表した2023年4〜12月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比22%減の9300万円だった。売上高の約半分を占める主力の紫外線吸収剤は、海外で影響が大きかった在庫調整が一巡する「きざし」が見られるとしながらも、上期までの苦戦が響いた。製紙用薬剤と電子材料も減収。高採算の受託製造製品が増収になったが、補えなかった。 売上高は7%減の68億円、営...

石光商事の今期、純利益6%増の8億4200万円 外食向け販売の回復続く

【神戸経済ニュース】食品商社である石光商事(2750)が9日に発表した2023年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比6%増の8億4200万円だった。冷凍食品は外食向けの需要拡大と、販売価格の引き上げ加えて、顧客の商流変更による供給品目の増加などで、食品事業が収益をけん引した。コーヒー飲料原料は前年同期の大口のスポット販売がなくなったのが重しになった。 売上高は6%増の473億円、営業利益は11%増の13億円だ...

キムラタン、株主優待の利用条件を引き上げ 8500円以上の買い物から

【神戸経済ニュース】ベビー・子供用品と不動産のキムラタン(8017)は9日、株主優待の利用条件を変更すると発表した。株主が所有している株数に応じて配布している、子供服のネット通販サイトで使えるクーポンを、税込み8500円以上の買い物の際に利用できるようにする。現在は7000円以上の買い物で利用できるが、下限額を引き上げる。2024年3月31日の株主に配布するクーポンから実施する。 原材料高や人件費の上昇などコスト増...

キムラタンの4〜12月期、最終黒字800万円 固定資産売却など特別益で

【神戸経済ニュース】ベビー・子供服と不動産のキムラタン(8107)が9日に発表した2023年4〜12月期の連結決算は、最終損益が800万円の黒字(前年同期は9億6800万円の赤字)だった。アパレル事業の大幅な縮小で採算が改善。支払利息4400万円と重荷になったが、固定資産売却益1900万円と中国子会社の精算益1200万円といった4〜6月期に計上した特別利益などで最終黒字を確保した。 売上高は前年同期比71%減の9億0700万円、営...

シスメックスが10年ぶり株式分割 3月末の1株を3株に分割

【神戸経済ニュース】医療用検査機器のシスメックス(6869)は9日、3月31日の1株を3株に分割すると発表した。効力発生日は4月1日。投資単位あたりの金額を引き下げ、流動性向上や投資家層の拡大などをねらう。シスメックスの株式分割は2014年3月に株式分割を実施して以来ほぼ10年ぶり。 同社株の9日終値である7712円でみると、最低投資金額が77万1200円だ。これが株式分割によって25万7000円程度になり、東証が個人投資家...

シスメックスの4〜12月期、純利益2%減 人件費増や海外の販管費が増加

【神戸経済ニュース】医療用検査機器のシスメックス(6869)が9日に発表した2023年4〜12月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比2%減の344億円だった。増収に加えて減価率の改善で粗利は増加したが、人材確保のための人件費が増えた。加えて業務のデジタル化で導入したシステムの減価償却が始まったうえ、円安のため海外での販管費が膨らんだ。前年同期に計上した火災の補償金収益がなくなったのも影響した。 ...

神戸鋼、今期の経常益見通し引き上げ 燃料調整費の時期ずれ・売上高は引き下げ

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)は9日、2024年3月期の連結経常利益は前期比40%増の1500億円になる見通しだと発表した。従来予想の1450億円から見通しを引き上げた。電力事業で、石炭価格の上昇に遅れて電力の販売価格が引き上げられる「燃料調整費の時期ずれ」などによる増益への寄与が、石炭価格の下落の影響で大きくなる見通し。プレス品などを販売する素形材や、建設機械の販売数量減などを吸収する。ただ税金費用の...

カルナバイオ、今期最終赤字22億円に タンパク質販売など前期上回る

【神戸経済ニュース】創薬ベンチャーのカルナバイオサイエンス(4572)は9日、2024年12月の連結最終損益が22億円の赤字(前期は11億円の赤字)になりそうだと発表した。2薬剤での臨床試験(治験)を継続することなどで、研究開発費は23億円(前期は19億円)を予定している。創薬支援事業では、人工知能(AI)を使った創薬の普及などを背景にタンパク質の販売は伸びるが、研究開発費の全部はまかなえない状況が続く。 売上高は...

六甲バタ、今期税引き益2.4倍の10億円に 値上げ通年寄与・原材料高が一服

【神戸経済ニュース】チーズ大手の六甲バター(2266)は9日、2024年12月期の単独税引き利益が前期比2.4倍の10億円になりそうだと発表した。昨年4月に実施した値上げが通年で寄与。原料チーズの国際相場が前期末にかけて上昇基調が一服したこともあり、増収に加えて採算改善を見込む。チョコレート事業からの撤退で前期に計上した事業整理損の約4300万円もなくなる。 売上高は2%増の453億円、営業利益は2.9倍の18億円を見込む...

アシックス、今期純利益2%増に ランニング軸に3期連続で最高益へ

【神戸経済ニュース】スポーツ用品大手のアシックス(7936)は9日、2024年12月期の連結純利益が前期比2%増の360億円になりそうだと発表した。ランニングシューズを軸に販売数量が伸びるほか、街履きのスニーカーも好調で、3期連続の最高益を見込む。「オニツカタイガー」ブランドのシューズも国内外で好調で、国内では訪日客による需要が引き続き伸びる。年間配当金も過去最高になる前期比5円増の70円(うち中間35円)の計画...

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