(動画)「コロナ禍で神戸税関の重要性高まる」 年末特別警戒の出陣式



【神戸経済ニュース】神戸税関では6日、同日から始まった年末特別警戒の出陣式を開催した。神戸税関本関庁舎(神戸市中央区)の吹き抜けに、警戒に当たる職員のうち約40人が整列。麻薬探知犬3頭も参加した。福田敏行税関長は訓示で、「年末は輸出入貨物が集中する時期であり、こうした状況をねらった密輸事件の発生が懸念されることから、これらを徹底的に取り締まるために特別警戒を実施する」と、年末特別警戒の意義を強調した。終了後は「出動」の掛け声を合図に、班ごとに駆け足で出動し、それぞれの配置に着いた。

 全国の税関では昨年1年間の不正薬物の押収量が1.9トンと、5年連続で1トンを超える高水準で推移している。一方で、金地金の密輸は、2018年4月に無許可輸入の罰金を引き上げたのをきっかけに減少傾向だが、税関では金の国際価格の高騰を受けて再び活発化する可能性を懸念する。2025年に大阪市で開催する国際博覧会(大阪・関西万博)も控えて、テロを防止するうえでは銃火器などの密輸にも神経をとがらせる。

 福田税関長は出陣式後に報道機関の取材に応じ、「新型コロナウイルスの影響で旅客が入国できなくなっているため、海上貨物や洋上取引に密輸の形態がシフトする可能性がある」と指摘。神戸税関の管轄する海岸線は、国内9税関の中で最も長いこともあり、「密輸形態のシフトの可能性を考えると、神戸税関の役割は重要性が高まっており、職員にもしっかり対応するよう伝えている」と話していた。年末特別警戒は15日まで。

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