モロゾフの2〜10月期、最終赤字3億5000万円 客数回復で赤字幅縮小
- 2021/12/04
- 06:28
売上高は前年同期比4%増の163億円、営業損益は38億円の赤字(前年同期は7億7700万円の赤字)になった。洋菓子製造販売では、家庭での消費が多い洋生菓子が前年同期比13%増と好調だった。洋生菓子では「カスタードプリン」や新製品「とろ生カスタードプリン(夏仕立て)」のほか、創立90周年を記念した新商品「プリンとチーズケーキ」が伸びた。クッキーなどギフトが多い干菓子は、中元や帰省の手みやげ需要が伸び悩み1%増にとどまった。
22年1月期の業績予想は据え置いた。税引き利益は前期比62%増の5億7000万円を見込む。国内では足元で新型コロナの感染拡大が一服していることから、歳暮、クリスマス、バレンタイン商戦の前半が含まれる最大の需要期である第4四半期(21年11月〜22年1月期)の想定を見直す必要はないと判断した。3日に新装開店した「カフェモロゾフ阪神百貨店梅田本店」(大阪市北区)の寄与も見込まれる。
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