ワールドが4日ぶり反発 大引け間際に反転、オミクロン型を懸念で上場来安値も

20191231神戸株ワッペン

終値 1189円 +2円(+0.17%)

【神戸経済ニュース】30日の東京株式市場ではアパレル大手のワールド(3612)が4営業日ぶりに反発した。朝方こそ買いが入ったが、後場に一段安の展開。先行き不透明感を材料に売りが優勢だった。一時は前日比28円安の1159円まで下落と、2020年4月20日の1171円を下回り、上場来安値を更新した。ただ大引け間際に売り方の買い戻しとみられる買いが入り、急速に下げ渋って小幅高に転じた。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、影響が大きかった銘柄を売る流れに押された。同社はコロナ禍による百貨店などの営業時間短縮や、外出自粛による外出用衣料の需要後退による影響が大きい。21年4〜9月期は都市部を中心とした新型コロナの緊急事態宣言が想定以上に長引き、22年3月期の業績予想を下方修正していた。「オミクロン型」が30日に初めて国内で発見されるなど、新型コロナ再拡大への懸念が株価に表れた形だ。

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