神戸空港、10月の旅客数は前年比7%増 前々年比で45%減

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日発表した10月の神戸空港旅客数は、16万1236人だった。東京都が観光需要喚起策「Go To トラベル」キャンペーンの適用対象になった前年同月に比べて7%増えた。3月(17万4788人)以来7カ月ぶりの水準に回復。9月いっぱいで新型コロナウイルスの緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置が全国で一斉に解除されたことから、ビジネスなどで航空機を利用する人が増えた。ただ新型コロナ感染拡大前の19年10月の旅客数との比較では45%下回った。

 路線別で前年同月の旅客数を上回ったのは羽田便、松本便、下地島便(昨年10月25日就航)の3路線だった。半面、前年同月を下回ったのは新千歳便、青森便、仙台便、茨城便、高知便、長崎便、鹿児島便、那覇便。花巻便は前年同月は未就航だった。全便でみて利用率(提供座席数に対する有料乗客数)は59.7%と、3月以来7カ月ぶりに50%の節目を上回り、昨年11月(64.7%)以来の高水準になった。

 旅客便の発着回数は前年同月比では15%増の1603回、小型機なども含めた全体の発着回数は14%増の2406回だった。

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