9月の兵庫鉱工業生産、2か月ぶり低下 給湯器など「金属製品」が急減

20211125鉱工業生産

【神戸経済ニュース】兵庫県が25日に発表した9月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は前月比3.5%低下の93.0だった。2カ月ぶりに生産の減少を示した。一方で指数の3カ月移動平均からみた生産活動の基調判断は、前月の判断を据え置き。足元の生産活動は「横ばい傾向」との見方を4カ月連続で示した。

 主要9業種の生産指数でみると、鉱工業生産指数に占めるウエートが2番目に大きい「化学工業」が7.6%低下した。加えてガス温水給湯暖房機・風呂がま、ガス湯沸かし器などを含む「金属製品」が31.6%低下と、生産の急減を示したのが目立った。このほか「鉄鋼・非鉄金属工業」「生産用機械工業」「はん用・業務用機械工業」「輸送機械工業」「よう業・土石製品工業」の指数が低下した。

 半面、指数に占めるウエートが最も大きい「電気・情報通信機械工業」が13.1%上昇。3番目に大きい「食料品工業」も上昇したが、補えなかった。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が15日に発表した鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)確報値が前月比5.4%低下の89.5と、3カ月連続で生産の減少を示した。

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