神戸市、ひきこもり支援に「分身ロボット」を採用 自宅から居場所に

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【神戸経済ニュース】神戸市は24日、自宅に閉じこもる「ひきこもり」の社会参加支援にオリィ研究所(東京都中央区)が開発した「分身ロボットOriHime(オリヒメ)」を活用すると発表した。ひきこもりや精神・発達障害を対象とした地域活動支援センター「パッソ」などの居場所に設置、支援の対象者は自宅からオリヒメを操作して、他人との交流に短時間から徐々に慣れるのに使う。12月から運用を開始する予定だ。利用したい場合は、神戸ひきこもり相談室(電話 #8900 または 078-361-3521)に相談する。

 オリヒメはスマートフォンに導入した専用アプリまたはパソコンを通じて、自宅などからネットを通じて操作する。こちらからロボットがある場所の様子は分かるが、ロボットを置いていある場所からロボットを操作する人の様子がわからないのが特徴だ。小型、軽量で持ち運びしやすく、さまざまな場所での人の集まりに遠隔参加できるようになる。神戸市では1台を導入し、必要に応じて各区の支援センターなどに移動して利用する計画だ。

 オリィ研究所によるとオリヒメは現在、国内で約600台が稼働。このうち8割程度はテレワークで会議に参加する場合など、ビジネスの場面で使われている。創業者の吉藤オリィ氏は自身の不登校体験をもとに「対孤独用分身コミュニケーションロボット」として開発。2015年に現在の形になった。高さ23センチ、幅およそ17センチ(腕をたたんだ場合)、奥行き約11センチ。重さは660グラムだ。利用料金は1台1カ月で4万1000円(税別)など。

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